仲里依紗のドラマ出演作を調べている人にとって、2026年は見逃せない一年だ。フジテレビの連続ドラマで初主演を務めた『Tokyo middle 30』では佐倉麻紀を演じ、Netflixシリーズ『ダウンタイム』では美容外科医・遠山凜役に挑戦。加えて、2024年の話題作『不適切にもほどがある!』の犬島渚役や、NHK連続テレビ小説『おむすび』の米田歩役など、幅広いジャンルで存在感を発揮している。
仲里依紗は、コミカルな人物から複雑な心理を抱える女性、歴史上の将軍まで演じ分けてきた俳優だ。2026年11月1日時点の最新出演情報を軸に、歴代ドラマの出演順、役柄、主演作品、Netflixで視聴できる作品、初めて見る人におすすめの代表作まで整理する。
【2026年最新】仲里依紗のドラマ出演作は?『Tokyo middle 30』と『ダウンタイム』を解説

2026年の仲里依紗のドラマ出演で特に注目したいのは、フジテレビの『Tokyo middle 30』とNetflixの『ダウンタイム』だ。地上波の連続ドラマで初めて主演を務めた作品と、国際配信される医療ヒューマンサスペンスという、性格の異なる2作品で新しい顔を見せている。
『Tokyo middle 30』佐倉麻紀役|フジテレビ連続ドラマ初主演『Tokyo middle 30』は2026年7月22日から9月23日までフジテレビ系で放送された全10話の連続ドラマ。毎週水曜日22時から22時54分までの水10枠で放送され、仲里依紗がフジテレビの連続ドラマで初めて主演を務めた。
仲里依紗が演じたのは、主人公の一人である佐倉麻紀。旧姓は来栖で、親友たちからは「くるまき」の愛称で呼ばれている。容姿端麗で頭脳明晰、強気な性格の持ち主だ。
もともとは結婚や出産よりも仕事を優先し、自分の力でキャリアを築くバリバリのキャリアウーマンを目指していた。しかし、思いがけない妊娠をきっかけに人生設計が変わり、現在は5歳の息子を育てながら専業主婦として暮らしている。夫が経営する美容クリニックを陰で支える一方、社会とつながりたいという思いと、仕事への未練を抱えている。
共演は、のん、深川麻衣、渡辺大知、朝井大智、中島颯太、風間俊介ら。高校時代からの親友である麻紀、山地遥、永野薫子という3人の女性が、35歳という人生の節目で恋愛、結婚、仕事、家庭の問題に向き合っていく。
原作は中国のヒットドラマ『Nothing But Thirty』(邦題『30女の思うこと~上海女子物語~』)。日本版では35歳前後の女性を中心に据え、高校時代から続く友情という独自の要素を加えている。
この作品の見どころは、麻紀が単純な理想の母親や成功した専業主婦として描かれていない点だ。家族を大切にしながらも、仕事を諦めたくない。恵まれた生活を送っているように見えても、自分の人生を自分で選びたいという気持ちがある。仲里依紗は、強気な態度の裏側にある迷いや焦りを表現している。
なお、本編は9月23日に最終回を迎えた。同日22時54分からは、最終回の半年後を描くFOD特別編『Tokyo middle 30』~15年ぶりのお泊まり会~も全3話で独占配信が始まった。第1話は無料配信として案内されている。
2026年11月時点で本編をまとめて見るなら、FODの全話配信が有力な選択肢だ。特別編では麻紀、遥、薫子のその後や、親友同士だからこそ話せる恋愛・結婚・仕事の本音が描かれている。
(出典:フジテレビ公式番組情報、フジテレビのFOD特別編配信発表)
『ダウンタイム』遠山凜役|Netflixで9月17日から世界独占配信2026年のもう一つの注目作が、Netflixシリーズ『ダウンタイム』だ。2026年9月17日から世界独占配信が始まり、全8話が一挙配信された。
主演は松岡茉優。仲里依紗は、主人公・沼田文と対立するカリスマ美容外科医、遠山凜を演じる。
物語の舞台は美容整形業界。天才的な手術技術を持ち、「医療で命を救う」ことを信条とする形成外科医・沼田文と、「美しさを与えることで人を救う」という信念を持つ遠山凜の価値観が衝突する。
文は緊急手術をきっかけに大学病院を去り、凜が院長を務める美容クリニックで働き始める。美容整形に対する考え方が正反対の2人を中心に、美を求める患者たちの希望、葛藤、金銭的欲望、医療倫理などが描かれていく。
遠山凜は、単なる悪役として片付けられる人物ではない。「美で人を救う」という信念を持ち、独自の価値観で美容医療の世界を生きる女性だ。仲里依紗の強い存在感や、人物の内面を複雑に表現する演技が生きる役柄となっている。
Netflixが2026年9月1日に公開したメイン予告・キーアート解禁情報では、松岡茉優と仲里依紗の対立が作品の中心的な見どころとして紹介された。監督は『アンメット ある脳外科医の日記』を手がけたYuki Saito、脚本は池上純哉が担当している。
美容整形という題材を通して、外見を変えることは希望なのか、それとも終わりのない欲望なのかを問いかける作品だ。『Tokyo middle 30』とは違い、より緊張感のある演技を見たい人におすすめしたい。
(出典:Netflix公式ニュース、仲里依紗オフィシャルWebサイト)
2026年1月には『不適切にもほどがある!』のスペシャルドラマにも出演2026年の出演作を振り返るうえで忘れてはいけないのが、1月4日に放送されたスペシャルドラマ『新年早々 不適切にもほどがある!~真面目な話、しちゃダメですか?~』だ。
仲里依紗は連続ドラマ版に続いて犬島渚役を演じた。阿部サダヲ演じる小川市郎らが再び時代を超えた騒動に巻き込まれる物語で、2024年の人気作から続く世界観を楽しめる内容となっている。
つまり2026年は、地上波スペシャルドラマ、フジテレビの連続ドラマ初主演作、Netflixの大型シリーズという異なる形式の作品で仲里依紗の演技を楽しめる年だった。
(出典:TBSテレビ公式番組情報)
【代表作5選】仲里依紗の演技が光る人気ドラマと役柄
仲里依紗の代表作を選ぶなら、話題性だけでなく、役柄の幅や作品の中で担った役割にも注目したい。特に2018年以降は、家庭や恋愛を題材にした作品から時代劇、社会派コメディー、配信ドラマまで出演ジャンルが広がっている。
1.『不適切にもほどがある!』犬島渚役(2024年・2026年スペシャル)仲里依紗の近年の代表作として外せないのが、宮藤官九郎脚本のTBSドラマ『不適切にもほどがある!』だ。
昭和の価値観を持つ主人公・小川市郎が令和にタイムスリップするという設定で、世代間のギャップや現代社会のコンプライアンスをコミカルに描いた作品。仲里依紗は犬島渚を演じ、阿部サダヲや磯村勇斗、河合優実、吉田羊らと共演した。
この作品では、テンポの速い会話や独特のユーモアに対応しながら、物語の人間関係を支える演技が印象に残る。シリアスな場面と笑いの切り替えを楽しみたい人におすすめだ。
さらに2026年1月4日のスペシャルドラマにも出演しており、連続ドラマと合わせて見ると登場人物たちの関係をより理解しやすい。
2.『おむすび』米田歩役(2024~2025年)NHK連続テレビ小説『おむすび』では、主人公・米田結の姉である米田歩を演じた。
歩は主人公より8歳年上で、福岡では「伝説のギャル」として知られる人物。奔放で自由な振る舞いによって米田家に波乱を巻き起こす一方、ギャルになった背景には本人が抱える事情もある。
仲里依紗の持ち味である明るさやエネルギッシュな表現が役柄とよく合っており、ギャル文化を単なるファッションや外見だけでなく、その時代を生きた女性の価値観として表現した点も見どころだ。
朝ドラをきっかけに仲里依紗を知った人や、家族を中心とした人間ドラマが好きな人に向いている。
(出典:NHK連続テレビ小説『おむすび』関連情報、ORICON NEWS)
3.『大奥』徳川綱吉役(2023年)よしながふみの漫画を原作とするNHKドラマ10『大奥』では、五代将軍・徳川綱吉を演じた。
本作は、若い男性に感染する疫病によって男女の人口比が逆転した江戸時代を舞台に、女性が将軍となり、男性が大奥に仕えるという独自の世界観を持つ作品だ。
仲里依紗が担当したのは、華やかさと権力を備えた五代将軍。政治的な野心や将軍としての責任を背負いながら、個人的な愛情や喪失にも苦しむ複雑な人物である。
右衛門佐役の山本耕史、桂昌院役の竜雷太らとの関係を通じて、権力者の孤独や人間的な弱さが浮かび上がる。現代劇とは異なる所作や衣装、時代劇特有の緊張感も見どころだ。
(出典:NHKオンデマンド『大奥』番組情報、MANTANWEB)
4.『離婚しようよ』黒澤ゆい役(2023年)Netflixシリーズ『離婚しようよ』では、松坂桃李とともに夫婦役を演じた。
仲里依紗の役は人気女優・黒澤ゆい。夫は新人政治家の東海林大志で、仕事や世間体などの事情から簡単には離婚できない夫婦が、協力して離婚という目標を実現しようとするホームコメディーだ。
脚本は宮藤官九郎と大石静の共同執筆。夫婦の冷めきった関係と、世間に見せる理想的な夫婦像のギャップが笑いを生み出している。
女優としての華やかな表情と、夫に対する複雑な感情を抱く妻の顔を使い分ける仲里依紗の演技が楽しめる。『不適切にもほどがある!』とは異なる宮藤官九郎作品での表現を見比べるのも面白い。
(出典:Netflix公式作品情報)
5.『ホリデイラブ』高森杏寿役(2018年)恋愛ドラマの代表作として挙げたいのが、テレビ朝日系の『ホリデイラブ』だ。
仲里依紗は主人公・高森杏寿を演じた。夫・純平の浮気が発覚し、夫婦関係が大きく揺らぐ中で、妻として母親として自分の人生を見つめ直していく女性だ。
本作の特徴は、不倫をする側ではなく、夫に浮気された正妻の視点から夫婦関係を描いたこと。松本まりか演じる井筒里奈との対立も大きな見どころになった。
杏寿は傷つきながらも、自分の生活や子どもの幸せを守ろうとする。仲里依紗が見せる感情の揺れや、追い詰められた人物の心理描写をじっくり見たい人におすすめしたい。
(出典:テレビ朝日、メディアミックス・ジャパンの番組情報)
【出演順・歴代一覧】仲里依紗のドラマ出演作を年代別に整理
仲里依紗のドラマ歴代出演作品を時系列で整理すると、初期の若手俳優時代から、恋愛ドラマの主演・ヒロイン、社会派作品、配信オリジナル作品、そして2026年の連続ドラマ初主演まで、キャリアの変化が見えてくる。
以下は代表的なテレビドラマ・配信ドラマを中心にまとめた出演歴だ。単発出演や短編、シリーズの続編などを含めると作品数はさらに増える。
| 放送・配信年 | 作品名 | 役名 | 作品の特徴・出演区分 |
|---|---|---|---|
| 2007年 | 冗談じゃない! | 広瀬香恋 | 初期のテレビドラマ出演作 |
| 2008年 | ハチワンダイバー | 中静そよ | 将棋を題材にしたドラマ |
| 2008年 | 学校じゃ教えられない! | 横山永璃 | 学園青春ドラマ |
| 2009年 | 神の雫 | 紫野原みやび | ワインを題材にした作品 |
| 2009年 | 任侠ヘルパー | 美空晴菜 | 社会派ヒューマンドラマ |
| 2012年 | つるかめ助産院~南の島から~ | 出演 | NHKのヒューマンドラマ |
| 2012年 | レジデント~5人の研修医 | 出演 | 医療ドラマ |
| 2014年 | 昨夜のカレー、明日のパン | 出演 | NHKの人間ドラマ |
| 2017年 | あなたのことはそれほど | 有島麗華 | 恋愛・夫婦関係を描くドラマ |
| 2017年 | 黒革の手帖 | 山田波子 | 欲望と人間関係を描くドラマ |
| 2018年 | ホリデイラブ | 高森杏寿 | 主演・夫婦愛サスペンス |
| 2019年 | 東京独身男子 | 三好かずな | 恋愛コメディー |
| 2019年 | フルーツ宅配便 | 本橋えみ | 社会派ヒューマンドラマ |
| 2020年 | 10の秘密 | 石川菜七子 | サスペンスドラマ |
| 2020年 | 恋する母たち | 蒲原まり | 恋愛・家族ドラマ |
| 2020年 | 今際の国のアリス | ミラ | Netflixシリーズ |
| 2021年 | 桜の塔 | 千堂優愛 | 警察組織を描くサスペンス |
| 2021年 | TOKYO MER~走る緊急救命室~ | 高輪千晶 | 医療・救命ドラマ |
| 2022年 | 今際の国のアリス シーズン2 | ミラ | Netflixシリーズ続編 |
| 2023年 | 大奥 | 徳川綱吉 | NHK時代劇 |
| 2023年 | 離婚しようよ | 黒澤ゆい | Netflixシリーズ・夫婦コメディー |
| 2024年 | 不適切にもほどがある! | 犬島渚 | TBS連続ドラマ |
| 2024~2025年 | おむすび | 米田歩 | NHK連続テレビ小説 |
| 2025年 | 19番目のカルテ | 黒岩百々 | 第1話ゲスト出演 |
| 2026年1月 | 新年早々 不適切にもほどがある! | 犬島渚 | TBSスペシャルドラマ |
| 2026年7~9月 | Tokyo middle 30 | 佐倉麻紀 | フジテレビ連続ドラマ初主演 |
| 2026年9月 | ダウンタイム | 遠山凜 | Netflixシリーズ |
出演時期や役名は、各放送局の番組情報、仲里依紗の公式プロフィール、作品データベースなどを照合して整理した。特に2025年の『19番目のカルテ』は、連続ドラマのレギュラー出演ではなく、第1話に登場する患者役である点に注意したい。
(出典:WEBザテレビジョン、仲里依紗オフィシャルWebサイト、TBSテレビ、NHK関連番組情報)
キャリアの転換点は2017~2018年出演歴の中で一つの転換点として注目したいのが、2017年の『あなたのことはそれほど』と2018年の『ホリデイラブ』だ。
『あなたのことはそれほど』では有島麗華を演じ、複雑な夫婦関係の中で存在感を発揮。続く『ホリデイラブ』では高森杏寿という物語の中心人物を担当した。
この時期の作品では、恋愛や結婚をめぐる感情の複雑さを表現する機会が増えた。単に明るく元気な人物を演じるだけでなく、怒り、嫉妬、不安、悲しみといった感情を重ねる演技が評価されるようになった背景の一つだ。
2020年以降は『恋する母たち』『TOKYO MER』『大奥』『不適切にもほどがある!』など、出演ジャンルの幅がさらに広がっている。
【Netflix配信作品】仲里依紗が出演するドラマとおすすめの視聴順
仲里依紗のNetflix出演作を探している人には、2026年の『ダウンタイム』だけでなく、過去の『離婚しようよ』『今際の国のアリス』もおすすめだ。3作品はジャンルも役柄も大きく異なり、俳優としての幅を比較できる。
『ダウンタイム』遠山凜役2026年9月17日配信開始の全8話。美容外科医・遠山凜として、松岡茉優演じる沼田文と対立する。美容整形業界の裏側や、美を追求する人々の心理を描くヒューマンサスペンスだ。
美容医療という現代的な題材や、強い信念を持つ女性同士の対立に興味がある人に向いている。
『離婚しようよ』黒澤ゆい役2023年6月22日からNetflixで全世界同時配信されたシリーズ。仲里依紗は人気女優・黒澤ゆいを演じ、松坂桃李、錦戸亮らと共演した。
夫婦関係を題材にしながらも、政治や芸能界、世間体といった要素を組み合わせたコメディー作品。宮藤官九郎と大石静という2人の脚本家が描く独特の会話劇も魅力だ。
『今際の国のアリス』ミラ役Netflixシリーズ『今際の国のアリス』では、ミラ役を担当。シーズン1とシーズン2に出演している。
山﨑賢人、土屋太鳳らが出演するサバイバルサスペンスで、異次元の東京に迷い込んだ人々が命を懸けたゲームに挑む物語だ。ミラは物語の後半で重要な役割を担う人物で、仲里依紗のミステリアスな表現が印象的だ。
Netflix作品を視聴するなら、次の順番がおすすめだ。
- 演技の迫力を楽しみたい:『ダウンタイム』
- 恋愛・夫婦コメディーを楽しみたい:『離婚しようよ』
- ミステリアスな役柄を楽しみたい:『今際の国のアリス』
配信作品は契約地域や時期によって視聴条件が変わる場合があるため、実際に再生する際はNetflixの作品ページで最新状況を確認したい。
(出典:Netflix公式作品情報、About Netflix、Netflixシリーズ制作発表)
【どれから見る?】仲里依紗の代表作・おすすめドラマを目的別に紹介
出演作が多い仲里依紗は、どの作品から見るかによって受ける印象も変わる。初めて出演作を見る人は、好みのジャンルから選ぶと楽しみやすい。
恋愛・夫婦ドラマが好きなら『ホリデイラブ』夫婦関係の崩壊と再構築を描いた作品が好きなら、『ホリデイラブ』がおすすめだ。主人公の杏寿を通して、夫婦の信頼や裏切り、家族を守るための決断が描かれる。
仲里依紗の感情表現をじっくり見たい人に向いている。恋愛ドラマの枠を超えた心理戦を楽しめる作品だ。
笑いと社会風刺を楽しみたいなら『不適切にもほどがある!』テンポの速い会話やユーモアが好きな人には『不適切にもほどがある!』がぴったりだ。昭和と令和の価値観の違いを笑いに変えながら、社会問題にも切り込んでいる。
2026年1月のスペシャルドラマもあるため、連続ドラマを見た後に続けて楽しめる。
家族や人生の選択をテーマにした作品なら『おむすび』と『Tokyo middle 30』家族の絆や人生の選択を描く作品が好きなら、『おむすび』と『Tokyo middle 30』をおすすめしたい。
『おむすび』では、米田歩というギャル文化を象徴する女性を通じて、家族や時代の変化が描かれる。一方、『Tokyo middle 30』では35歳の女性が直面する仕事、結婚、育児、友情の問題が中心となる。
特に『Tokyo middle 30』は、同じ年齢でも人生の状況が異なる3人の女性を比較できる点が魅力だ。仲里依紗、のん、深川麻衣の個性の違いも楽しめる。
時代劇や重厚な人物描写が好きなら『大奥』現代劇とは異なる仲里依紗の演技を見たい人には『大奥』がおすすめ。徳川綱吉という歴史上の人物を、男女逆転という独自の設定の中で演じている。
権力を持つ人物の孤独や葛藤を描く場面は、現代劇で見せる表情とは違った魅力がある。
【演技力を分析】仲里依紗が多彩なドラマで起用される理由とは?
仲里依紗の出演歴を並べると、ギャル、妻、母親、人気女優、将軍、美容外科医など、役柄の振れ幅が大きいことが分かる。作品ごとに人物の立場や性格を変えながらも、画面の中で存在感を残せる点が強みだ。
明るさと強さだけでなく、弱さも表現できる仲里依紗の演技で特徴的なのは、強気でエネルギッシュな人物を演じるときにも、その裏側にある弱さや不安を感じさせることだ。
『おむすび』の米田歩は自由奔放なギャルとして登場するが、物語が進むにつれて人物の背景が見えてくる。『ホリデイラブ』の杏寿は、夫の裏切りによって傷つきながらも、自分の人生を立て直そうとする。
一見すると正反対の人物だが、どちらにも自分の価値観を持ち、簡単には折れない女性という共通点がある。
主演と重要な脇役の両方で作品を支える2026年の『Tokyo middle 30』は、フジテレビの連続ドラマ初主演という節目になった。それ以前にも『ホリデイラブ』や『離婚しようよ』など、物語の中心人物を担当した作品がある。
一方、『不適切にもほどがある!』や『大奥』では、主演俳優と並んで作品の世界観を形作る重要な役割を担っている。
主演だけにこだわらず、作品全体の中で印象を残す役柄を選べることは、俳優としてのキャリアを長く広げるうえで大きな強みだ。
地上波と動画配信サービスで作品の幅を広げている仲里依紗の出演作には、NHK、TBS、テレビ朝日、フジテレビなどの地上波作品に加えて、Netflixオリジナルシリーズがある。
地上波では幅広い年齢層が楽しめるドラマや朝ドラ、時代劇に出演し、配信作品では美容医療やサバイバルサスペンスなど、よりジャンル性の強い作品にも挑戦している。
これは視聴者との接点がテレビだけに限られなくなった映像業界の変化とも重なる。配信サービスでは海外視聴者にも作品が届くため、俳優にとって新しい役柄やジャンルに挑戦する機会が広がっている。
【プロの結論】仲里依紗のドラマを見るなら、役柄の変化に注目したい
仲里依紗のドラマ出演歴を振り返ると、単に出演作品が増えているだけではなく、人物の内面を掘り下げる作品や、社会的なテーマを扱う作品への広がりが見えてくる。
2018年の『ホリデイラブ』では夫婦関係に翻弄される女性を演じ、2023年の『大奥』では将軍としての責任を背負う女性を表現。2024年の『不適切にもほどがある!』と『おむすび』では、コミカルな魅力やエネルギッシュな人物像を見せた。
そして2026年には、『Tokyo middle 30』でキャリアと家庭の間で揺れる35歳の女性を演じ、『ダウンタイム』では美容医療の世界で独自の信念を貫く医師に挑戦している。
特に注目したいのは、2026年の2作品に共通する美容医療というテーマだ。『Tokyo middle 30』では麻紀の夫が美容クリニックを経営し、家庭と仕事の関係を描く。一方、『ダウンタイム』では美容外科医の凜として、美容医療そのものが物語の中心となる。同じ業界に接点を持つ設定でも、作品のジャンルと人物の立場は大きく異なる。
この2作品を続けて見ると、仲里依紗が同じ美容医療という題材を異なる角度から演じ分けていることが分かる。
作品選びの判断基準は、次の3点だ。
- 演技の幅を知りたい人:『ホリデイラブ』『大奥』『ダウンタイム』を見比べる。
- 仲里依紗の主演作を見たい人:『Tokyo middle 30』から入り、過去の主演作へ広げる。
- 親しみやすい作品から見たい人:『おむすび』『不適切にもほどがある!』がおすすめ。
反対に、仲里依紗の明るくコミカルな演技だけを期待する人は、『ダウンタイム』や『今際の国のアリス』のような緊張感の強い作品では印象が異なるかもしれない。作品のジャンルを意識して選ぶことが、出演作をより楽しむポイントになる。
仲里依紗のドラマ出演作に関するよくある質問(FAQ)
Q1:仲里依紗が2026年に出演した最新ドラマは何ですか?
A1:2026年の主な出演作は、フジテレビ『Tokyo middle 30』とNetflix『ダウンタイム』です。また、1月4日には『新年早々 不適切にもほどがある!~真面目な話、しちゃダメですか?~』にも出演しました。
Q2:仲里依紗は『Tokyo middle 30』で何役を演じていますか?
A2:佐倉麻紀役です。仕事を優先してキャリアを築くことを目指していたものの、結婚・出産を経て専業主婦となり、再び社会とつながりたいという思いを抱く35歳の女性です。フジテレビの連続ドラマでは初主演となりました。
Q3:仲里依紗はNetflixの『ダウンタイム』で何役ですか?
A3:カリスマ美容外科医・遠山凜役です。主演の松岡茉優が演じる形成外科医・沼田文と、美容医療に対する信念をめぐって対立する重要人物です。2026年9月17日から全8話が世界独占配信されています。
Q4:仲里依紗の代表作で最もおすすめのドラマは何ですか?
A4:恋愛・夫婦ドラマなら『ホリデイラブ』、コメディーなら『不適切にもほどがある!』、朝ドラなら『おむすび』、時代劇なら『大奥』がおすすめです。演技の幅を知りたい場合は『Tokyo middle 30』と『ダウンタイム』も見逃せません。
Q5:仲里依紗は『19番目のカルテ』で何役を演じましたか?
A5:黒岩百々役です。2025年7月13日放送の第1話に患者役としてゲスト出演しました。全話を通して登場するレギュラー出演ではありません。
Q6:仲里依紗のNetflix出演ドラマには何がありますか?
A6:主な作品は『今際の国のアリス』シリーズのミラ役、『離婚しようよ』の黒澤ゆい役、2026年の『ダウンタイム』の遠山凜役です。それぞれサバイバルサスペンス、夫婦コメディー、医療ヒューマンサスペンスとジャンルが異なります。
Q7:『Tokyo middle 30』は2026年11月現在どこで見られますか?
A7:フジテレビの公式番組情報ではFODで本編全話の配信が案内されています。また、全3話のFOD特別編『Tokyo middle 30』~15年ぶりのお泊まり会~も配信されています。最新の視聴条件はFODの配信画面で確認してください。
まとめ:仲里依紗のドラマ出演作は2026年も見逃せない
仲里依紗のドラマ出演作は、恋愛、家族、コメディー、時代劇、医療、サスペンスまで幅広い。2018年の『ホリデイラブ』をはじめ、『大奥』『離婚しようよ』『不適切にもほどがある!』『おむすび』など、それぞれ異なる魅力を持った作品がそろっている。
2026年は『Tokyo middle 30』でフジテレビ連続ドラマ初主演を果たし、佐倉麻紀という現代女性の葛藤を表現。Netflix『ダウンタイム』では遠山凜役として美容医療の世界に挑んだ。さらに『不適切にもほどがある!』のスペシャルドラマにも出演している。
初めて仲里依紗の出演作を見るなら、まずは『不適切にもほどがある!』や『ホリデイラブ』から入り、次に『大奥』『おむすび』で演技の幅を確かめるのがおすすめだ。2026年の新しい挑戦を見たいなら『Tokyo middle 30』と『ダウンタイム』を優先したい。
作品ごとに異なる人物像を作り上げる仲里依紗。今後も地上波と動画配信サービスの双方で、これまでとは違った役柄に出会えることに期待したい。