2026年現在も、TBS日曜劇場『マイファミリー』の犯人を検索すると、Twitter(現X)で繰り広げられた考察や、最終回で明らかになった衝撃の真相に関心を寄せる人が少なくない。二宮和也主演の本作は、娘の誘拐事件をきっかけに、家族や友人、警察関係者の秘密が次々と明らかになるサスペンスドラマだ。物語を最後まで動かしていた真犯人は、富澤たけし(サンドウィッチマン)が演じた神奈川県警捜査一課長・吉乃栄太郎だった。
放送当時は、東堂樹生(濱田岳)、日下部七彦(迫田孝也)、葛城圭史(玉木宏)、阿久津晃(松本幸四郎)など、複数の人物に疑いが向けられ、Twitterでは毎週のように犯人予想が盛り上がった。ところが、最終回で判明したのは、東堂の妻・亜希との不倫、心春ちゃんの転落、そして自身の秘密を守るために誘拐を重ねた吉乃の恐ろしい動機だった。SNSの予想はどこまで当たり、本編の伏線はどのように回収されたのか。人物関係、事件の時系列、視聴者の反応から検証する。
【結論】マイファミリーの真犯人は吉乃栄太郎!富澤たけしが演じた黒幕の正体

『マイファミリー』の真犯人は、神奈川県警捜査一課長・吉乃栄太郎だ。演じたのは、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけし。物語の中では警察組織の幹部として捜査に関わり、温厚で部下からの信頼も厚い人物として描かれていた。
最終回で明らかになったのは、吉乃が東堂の妻・亜希と不倫関係にあり、その事実を娘の心春に知られていたという過去だ。
心春は両親の関係を修復しようと吉乃に狂言誘拐を提案した。しかし、吉乃が不倫の証拠を消そうとして心春ともみ合いになり、心春は階段から転落してしまう。
吉乃は自分の秘密が発覚することを恐れ、心春の誘拐計画を利用して事件を偽装。その後も証拠を握る人物を排除しようと誘拐を重ねていった。
吉乃の犯行動機は不倫の隠蔽と自己保身最終回で葛城が温人に伝えた吉乃の供述によれば、犯行の根底にあったのは「家族にバレるのが怖かった」という心理だった。
つまり、事件の発端は巨額の身代金を狙った計画的な営利誘拐ではない。
自分の不倫を知られたくないという個人的な事情から始まり、心春の転落という取り返しのつかない事態を隠すため、さらに大きな犯罪へと発展していったのだ。
ここで重要なのは、吉乃が警察関係者だったことだ。
捜査の進捗や警察内部の情報に接する立場を利用できたため、自分に疑いが向かないよう事件を誘導することができた。加えて、東堂が模倣誘拐を起こしたことで、事件の責任を東堂に押しつける余地も生まれた。
最終回の真犯人判明は、単に意外な人物が犯人だったという展開ではない。警察という立場への信頼が、事件の隠蔽に利用されていたという点にも大きな意味があった。
(出典:TBS公式番組情報、クランクイン!2022年6月12日配信)
【事件の全貌】心春ちゃん誘拐事件から実咲誘拐事件までの真相
『マイファミリー』の犯人考察が複雑になった最大の理由は、複数の誘拐事件が異なる人物によって実行されながら、ひとつの事件としてつながっていたことにある。
すべての誘拐を吉乃が直接実行したわけではない。東堂自身も誘拐犯として行動しており、この区別を理解すると最終回までの展開が整理しやすくなる。
1. 心春ちゃん誘拐事件がすべての始まり東堂樹生の娘・心春は、母親の亜希と吉乃の不倫関係に気づいていた。
心春は不倫の証拠となる写真を撮影し、吉乃に見せる。そして、両親が離婚しないように、自分を誘拐してほしいと頼んだ。
心春にとっては、家族を元に戻すための計画だった。
しかし、吉乃は写真データを消そうとスマートフォンを奪おうとする。その際に心春ともみ合いになり、心春は階段から転落した。
吉乃は心春の計画を利用して営利誘拐を偽装する。警察内部の立場を利用しながら、事件の真相が明らかにならないよう動いていた。
一方、亜希は吉乃が犯人だとは知らず、娘が誘拐されている間に不倫をしていた自分を責めて姿を消してしまう。
この出来事が、東堂の人生を大きく変えることになった。
2. 友果誘拐事件の犯人は東堂樹生物語の序盤で発生する鳴沢家の娘・友果の誘拐事件。
東堂は温人たちの友人であり、元刑事として事件解決に協力する人物として登場する。しかし、実際には東堂自身が友果を誘拐していた。
目的は、心春の誘拐事件を解決するために、過去の犯人を動かすことだった。
心春の事件が迷宮入りしたことに焦りを感じた東堂は、模倣誘拐という方法を思いつく。義妹の亜矢の協力を得て友果を誘拐し、警察や世間の注目を集めようとしたのだ。
この事実が明らかになったことで、視聴者の間では東堂が真犯人なのではないかという疑惑が強まった。
しかし、東堂は心春事件の真犯人ではない。自分の娘を取り戻したいという思いから、別の誘拐事件を起こしてしまった人物だった。
3. 優月誘拐事件と10億円の身代金続いて三輪碧の娘・優月も誘拐される。
東堂は心春を誘拐した人物からの連絡を受け、優月を誘拐することになる。温人と三輪から受け取った身代金の合計10億円と引き換えに、心春を返してもらうという条件だった。
ところが、取引は東堂の望む結果にはならない。
心春は戻らず、新たな誘拐事件が発生する。東堂はさらに追い詰められていく。
TBS公式の東堂の人物紹介でも、友果と優月の誘拐を実行したのが東堂だったことが説明されている。
4. 実咲誘拐事件とタブレットの秘密阿久津家の娘・実咲は、心春から母親の不倫について相談を受けていた。
実咲は吉乃の存在と過去の出来事を結びつける可能性がある人物だった。
吉乃にとって、実咲が持つ情報は自分の秘密を明らかにしかねない危険な証拠だった。
そこで吉乃は実咲を誘拐する。
事件の鍵を握っていたのが、実咲のタブレットに保存されていた「心春ちゃん」というフォルダだった。
このフォルダの存在が明らかになったことで、過去の心春誘拐事件と現在の誘拐事件が結びついていく。
5. 未知留誘拐と最終決戦最終回では、未知留も誘拐される。
犯人は温人に対して、逃走中の東堂と未知留を交換するよう要求した。
温人は葛城に犯人を暴いてほしいと頼み、自分は三輪とともに東堂への連絡を試みる。
こうして吉乃の計画が明らかになり、最終的に吉乃は逮捕される。
事件の全体像を整理すると、次のようになる。
- 心春の誘拐:吉乃が発端となった事件の黒幕。
- 友果の誘拐:東堂による模倣誘拐。
- 優月の誘拐:東堂が心春を取り戻すために実行。
- 実咲の誘拐:吉乃が証拠の存在を恐れて実行。
- 未知留の誘拐:吉乃の計画の最終局面。
複数の犯人が関わっているように見えたことこそ、『マイファミリー』の考察を難しくした大きな要因だった。
【人物相関・犯人予想】吉乃・東堂・日下部・葛城は何が違った?
Twitterで犯人予想が盛り上がった背景には、主要人物それぞれに怪しく見える要素が用意されていたことがある。
特に警察関係者の吉乃、日下部、葛城と、事件の当事者である東堂は、考察の中心になった。
| 人物・キャスト | 劇中での立場 | 放送当時の疑惑 | 最終的な真相 |
|---|---|---|---|
| 吉乃栄太郎・富澤たけし | 神奈川県警捜査一課長 | 警察内部の黒幕説 | 真犯人。心春事件を隠蔽 |
| 東堂樹生・濱田岳 | 元刑事、心春の父 | 連続誘拐の主犯説 | 友果・優月の誘拐を実行 |
| 日下部七彦・迫田孝也 | 神奈川県警捜査一課管理官 | 捜査姿勢や発言が怪しい | 真犯人ではない |
| 葛城圭史・玉木宏 | 捜査一課の刑事 | 情報を隠しているのではとの疑惑 | 真相解明に貢献 |
| 阿久津晃・松本幸四郎 | NEXホールディングスCEO | 誘拐事件への関与を疑われる | 真犯人ではない |
| 立脇香菜子・高橋メアリージュン | 温人のビジネスパートナー | 会社関係の動機を疑われる | 真犯人ではない |
| 東堂亜希・珠城りょう | 東堂の妻、心春の母 | 心春誘拐への関与を疑われる | 吉乃との不倫関係を隠していた |
※人物の役柄とキャストはTBS公式キャスト・スタッフ情報、疑惑の内容と最終的なSNS反応はMANTANWEBなどの放送当時の報道に基づく。
東堂樹生(濱田岳)が真犯人だと思われた理由東堂は元刑事という立場を利用して事件の捜査に協力しながら、実際には友果の誘拐を実行していた。
この二面性は、視聴者にとって非常に大きな衝撃だった。
加えて、自分の娘を救うために誘拐を繰り返すという行動が、連続誘拐事件の黒幕という疑惑を強めた。
ただし、東堂の行動には心春を取り戻したいという動機があった。吉乃のように自分の不倫や立場を守るために事件を隠蔽したわけではない。
日下部七彦(迫田孝也)が疑われた理由日下部は、温人や東堂に対して厳しい姿勢を取り続けた警察関係者だ。
視聴者から見ると、捜査の進め方や発言が不自然に感じられる場面があり、真犯人候補として名前が挙がった。
迫田孝也は過去のドラマでも怪しい役柄を演じた印象があったことから、SNSでは今回も黒幕なのではないかという見方が広がった。
しかし、日下部は吉乃のような事件の黒幕ではなかった。
葛城圭史(玉木宏)は真相に近づいた刑事葛城は、事件の真相を追い続ける捜査担当者だ。
当初は温人や東堂への疑いを強めていたが、最終的にはタブレットに関する吉乃の反応に違和感を覚える。
この違和感が、事件を解決するための重要な手掛かりになった。
葛城は疑われる人物というより、吉乃の隠蔽を見破る役割を担った人物だった。
【Twitter考察を徹底検証】吉乃犯人説は当たっていた?放送当時の投稿と反応
『マイファミリー』の大きな魅力のひとつが、放送直後からTwitterで展開された犯人考察だった。
毎週新しい事実が明らかになるたびに、視聴者の疑いの対象が変化した。警察内部の人物、温人の仕事仲間、東堂の妻など、さまざまな人物が候補に挙がった。
最終回前から吉乃犯人説は存在していた吉乃が怪しいという考察は、最終回で突然生まれたものではない。
特に注目されたのが、第9話でのタブレットに関するやり取りだった。
葛城が実咲のパソコンやタブレットについて話した際、吉乃はタブレットに反応する。
この場面について、2022年6月10日のMANTANWEBは、Twitter上で吉乃を疑う投稿と、逆に視聴者を惑わせるミスリードではないかという投稿の両方が見られたと報じている。
つまり、最終回直前には吉乃犯人説が有力な考察のひとつになっていた。
ただし、全員が吉乃を疑っていたわけではない。
警察内部に犯人がいるという推理には納得していても、吉乃が本当に黒幕なのか、それとも制作側のミスリードなのかという意見が分かれていた。
日下部犯人説と警察内部犯行説日下部については、特に第9話前後で疑惑が強まった。
捜査に関わる人物でありながら、温人や東堂に対して厳しい態度を見せることが、視聴者には不自然に映った。
当時のAll Aboutニュースでも、Twitter上で日下部の言動を怪しむ考察が盛り上がったことが紹介されている。
一方、タブレットの存在を知っている人物や、警察の動きを把握できる人物に注目することで、警察内部の犯行を疑う意見もあった。
この推理の方向性は、結果的に正しかった。
ただし、実際の黒幕は日下部ではなく吉乃だった。
東堂犯人説は半分正解だった東堂については、犯人かどうかという問いに対して、単純に正解・不正解をつけにくい。
友果と優月の誘拐を実行したのは東堂であり、その意味では確かに誘拐犯だった。
しかし、心春の誘拐事件を最初に引き起こした人物ではない。
この違いを見抜けたかどうかが、Twitter考察の大きな分かれ目だった。
視聴者の中には東堂を黒幕と考えた人もいたが、彼自身が過去の誘拐事件の被害者家族であるという事情が、最後には重要な意味を持つ。
最終回後に広がった「疑ってごめん」の投稿2022年6月12日の最終回放送後、Twitterでは真犯人の判明に対する驚きと、これまで疑っていた登場人物への謝罪投稿が相次いだ。
MANTANWEBが2022年6月16日に報じた内容では、阿久津や立脇、日下部を疑っていた視聴者から「疑ってごめん」という趣旨の投稿が紹介されている。
特に、日下部を演じた迫田孝也に対しては、怪しい人物を演じるたびに疑ってしまうという反応も見られた。
こうした反応は、単に犯人当てが外れたというだけではない。
登場人物それぞれの行動に理由があり、視聴者がその人物の立場や感情まで想像しながら見ていたことを示している。
Twitterの犯人考察はどこまで的中したのか当時の考察を整理すると、次のようになる。
- 吉乃犯人説:的中。 第9話のタブレットへの反応などから、最終回前に疑う声があった。
- 警察内部犯行説:的中。 捜査情報にアクセスできる立場の人物が黒幕だった。
- 日下部犯人説:不的中。 怪しい行動はあったものの、真犯人ではなかった。
- 東堂黒幕説:一部的中。 誘拐の実行犯ではあったが、心春事件の真犯人ではなかった。
- 阿久津・立脇犯人説:不的中。 物語の展開上、疑惑を向けられたが黒幕ではなかった。
Twitterの考察は、犯人の名前を当てるだけではなく、事件の構造をどこまで理解できていたかという点でも興味深い記録になっている。
【伏線回収を解説】タブレット・心春ちゃんの言葉・吉乃の違和感
最終回を見たあとに第1話から見直すと、登場人物の行動やセリフの意味が変わって見える。
中でも重要なのが、タブレット、吉乃と実咲の接点、心春の言葉の3つだ。
伏線1:実咲のタブレットに残された写真最も分かりやすい手掛かりが、実咲のタブレットだった。
心春と実咲は同級生であり、心春は母親と吉乃の不倫について実咲に相談していた。
実咲のタブレットに保存された情報が、吉乃の過去を明らかにする可能性を持っていた。
第9話で吉乃がタブレットという言葉に反応したことは、最終回の真相を知ったあとでは非常に意味深い場面になる。
葛城がその反応を見逃さなかったことも、犯人特定につながる要点だった。
伏線2:「決めるのは私です」という言葉最終回で特に印象的だったのが、心春が吉乃に伝えた言葉と、誘拐犯が繰り返していた言葉のつながりだ。
犯人は交渉の場面で、相手に主導権を渡さない姿勢を見せていた。
その象徴的な言葉が、実は心春が発したものだったと分かる。
心春は、自分の家族の問題について自分で決めようとしていた。
しかし、吉乃はその言葉を利用し、自分の犯罪を進めるための交渉にも使っていた。
同じ言葉であっても、心春にとっては家族を守るための意思表示であり、吉乃にとっては自分の立場を守るための支配の言葉だった。
この対比は、作品全体のテーマにもつながっている。
伏線3:吉乃と実咲の接点第5話では、吉乃が阿久津家を訪れた際、実咲が彼を見て何かを考えるような表情を浮かべる。
その後、実咲はタブレットに保存された心春ちゃんのフォルダを開こうとする。
最終回で明らかになった過去を踏まえると、この場面は吉乃と心春の事件がつながっていることを示す重要な描写だった。
実咲は吉乃の過去を知る人物であり、その存在自体が吉乃にとって脅威になっていた。
伏線4:警察内部の情報を利用できる立場吉乃は捜査一課長という立場にあった。
そのため、警察がどのように捜査を進めているのか、誰が何を知っているのかを把握しやすい。
一方、視聴者からすれば、警察の幹部が捜査に関与していること自体は自然に見える。
この立場の違いが、吉乃を疑いにくくする仕掛けとして機能した。
ただし、吉乃を犯人だと断定できる直接的な手掛かりは最終盤まで多くなかった。
週刊女性PRIMEは最終回後、吉乃の犯人らしさを示す伏線が少なかったことや、視聴者の一部から考察の意外性に対する物足りなさが指摘されたことを報じている。
そのため、伏線回収が見事だったと評価する視聴者がいる一方、犯人の決め手が終盤に集中していたと感じる視聴者もいた。
【最終回ネタバレ・視聴者の評判】心春ちゃんの結末と東堂家に残った悲劇
『マイファミリー』の最終回が視聴者に強い印象を残した理由は、真犯人が判明したことだけではない。
事件の解決によって救われた家族がいる一方、取り返しのつかない喪失を経験した家族もいたからだ。
心春ちゃんは生きていたのか?最終回を見た視聴者が特に気になったのが、心春の生死だった。
作中では、吉乃とのもみ合いで心春が階段から転落したことが明らかになる。
しかし、心春の死亡が直接的なセリフで明言されたわけではない。
重要なのは、終盤に東堂と亜希が再会する場面だ。
亜希の靴には泥が付いており、東堂が心春に会えたのかと尋ねると、亜希は涙を流しながらうなずく。
この描写は、心春が亡くなり、亜希が娘のもとを訪れたことを強く示唆している。
つまり、視聴者が受け取るべき真相は、心春が吉乃の犯罪によって命を落としたと考えられるということだ。
ただし、作品はこの結末を説明的な台詞ではなく、映像と人物の表情によって表現した。
そのため、最終回を見たあとも心春の安否について考え続ける視聴者が多かった。
東堂樹生に救いはあったのか東堂は心春を取り戻すために友果と優月を誘拐した。
その行動は犯罪であり、責任を免れることはできない。
しかし、娘を失った父親としての苦しみも描かれていた。
最終的に東堂は逮捕され、妻の亜希と再会する。
そこで初めて心春の悲しい結末を受け止めることになる。
温人の家族が再び幸せを取り戻していく一方で、東堂の家族には取り返せない喪失が残った。
この対比が最終回の大きな見どころだった。
Twitterでの反応は驚きと悲しみの両方放送当時の視聴者の反応は、大きく2つに分けられる。
ひとつは、吉乃が真犯人だったことへの驚きだ。
富澤たけしが演じる吉乃は、物語の中で比較的穏やかな人物として登場していた。そのため、黒幕と判明したときには予想外だったという声が広がった。
もうひとつは、東堂と心春の結末に対する悲しみだ。
All Aboutニュースやライブドアニュースが紹介したTwitter上の反応では、東堂が報われないことへの同情や、東堂家の結末がつらいという趣旨の投稿が目立った。
一連の誘拐事件が解決しても、すべての家族が元に戻るわけではない。
この結末が、視聴者の間で長く語られる理由のひとつになっている。
2022年の視聴率とTwitterでの盛り上がり作品の反響を示す数字として、週刊女性PRIMEはビデオリサーチ調べの関東地区の世帯平均視聴率を紹介している。
初回は12.6%でスタートし、最終回では自己最高となる16.4%を記録した。
加えて、最終回放送時にはTwitterで世界トレンド1位を獲得したと報じられている。
この数字からも、最終回の犯人考察が放送当時の大きな話題になっていたことが分かる。
2026年現在、TwitterはXへと名称を変更しているが、当時の投稿や報道を振り返ることで、リアルタイム考察型ドラマとしての『マイファミリー』の魅力を再確認できる。
【プロの結論】マイファミリーの犯人考察が今も面白い3つの理由
『マイファミリー』の犯人考察を改めて検証すると、単純な犯人当てとは違う作品の特徴が見えてくる。
1. 犯人と誘拐の実行犯を区別する必要があった最大の要点は、黒幕と個別の事件を実行した人物が一致していなかったことだ。
東堂は実際に誘拐を実行した人物だったが、心春事件の発端となった人物ではない。
この違いを理解しないと、東堂が犯人だと分かった時点で事件が解決したように錯覚してしまう。
一方、吉乃は自分で実行した事件だけでなく、東堂の行動も利用していた。
複数の誘拐事件をひとつの時系列で整理することが、真相に近づくための重要な判断基準だった。
2. 警察関係者という立場が最大の盲点だった吉乃は捜査に関わる立場であり、視聴者から見れば事件解決に協力する側の人物だった。
しかし、その立場があったからこそ、捜査情報を利用して自分の犯罪を隠すことができた。
犯人考察では、怪しい行動をする人物だけでなく、なぜその人物が疑われずに済んでいるのかを考える必要がある。
吉乃の正体は、その視点の重要性を示している。
3. 家族を守る行動と自分を守る行動が対比されていた本作の根底にあるテーマは家族だ。
温人は娘を守るために会社や社会的信用を失う危険を受け入れる。
東堂も娘を取り戻そうとするあまり、犯罪に手を染めてしまう。
一方、吉乃は家族に不倫が知られることを恐れ、自分の立場を守るために他人の家族を犠牲にしていった。
同じように家族を意識している人物でも、その行動は大きく異なる。
この対比が、作品のサスペンス性と人間ドラマを両立させていた。
Twitter・Xで犯人考察を楽しむときの判断基準放送当時の投稿や現在の再考察を読む際には、次の3点を意識すると理解しやすい。
- 投稿された時期を確認する: 最終回前の予想と最終回後の答え合わせでは、情報量が異なる。
- 疑惑と確定情報を分ける: 怪しい行動があったことと、実際に犯行を実行したことは同じではない。
- 事件ごとの実行犯を整理する: 吉乃と東堂の役割を混同すると、事件の全体像を誤解しやすい。
特に、最終回後の投稿だけを読んでいると、吉乃が最初から誰の目にも明らかな犯人だったように感じることがある。
しかし、放送中には日下部や阿久津、立脇なども疑われており、吉乃犯人説にも賛否があった。
その過程まで振り返ることが、Twitter考察を楽しむ醍醐味だ。
【マイファミリー 犯人 twitter】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マイファミリーの真犯人は誰ですか?
A1:真犯人は神奈川県警捜査一課長の吉乃栄太郎です。富澤たけし(サンドウィッチマン)が演じています。東堂の妻・亜希との不倫を心春に知られたことが、事件の発端になりました。
Q2:東堂樹生(濱田岳)も犯人だったのですか?
A2:東堂は友果と優月の誘拐を実行した人物です。ただし、心春の誘拐事件の黒幕ではありません。娘の行方を追うために模倣誘拐を実行した人物です。
Q3:日下部七彦(迫田孝也)は真犯人ですか?
A3:いいえ。日下部は捜査姿勢や言動からTwitterで疑われましたが、最終回で真犯人と判明したのは吉乃です。放送後には日下部を疑っていた視聴者から謝罪する趣旨の投稿も見られました。
Q4:吉乃栄太郎の犯行動機は何ですか?
A4:東堂の妻・亜希との不倫を家族に知られることを恐れた自己保身です。心春とのもみ合いで起きた転落事故を隠すため、誘拐事件を偽装し、その後も証拠を握る人物を排除しようとしました。
Q5:心春ちゃんは最終回で亡くなったと確定していますか?
A5:心春の死亡は直接的な台詞では明言されていません。ただし、吉乃との争いで階段から転落したことや、最終回で亜希が泥の付いた靴で東堂と再会する描写から、亡くなったことが強く示唆されています。
Q6:Twitterで吉乃犯人説は最終回前から出ていましたか?
A6:はい。第9話で吉乃が実咲のタブレットに反応した場面をきっかけに、吉乃が怪しいという考察が広がりました。一方で、制作側のミスリードではないかという意見もありました。
Q7:マイファミリーの最終回はいつ放送されましたか?
A7:2022年6月12日です。吉乃の正体や心春誘拐事件の真相が明らかになり、連続誘拐事件に決着がつきました。
まとめ:マイファミリーの真犯人は吉乃!Twitter考察と最終回を振り返る
『マイファミリー』の真犯人は、富澤たけし演じる吉乃栄太郎だった。
東堂の妻・亜希との不倫を心春に知られ、写真を奪おうとした際に心春が階段から転落。その事実を隠すために誘拐事件を偽装し、さらに実咲や未知留を巻き込む事件へと発展させていった。
一方、東堂は友果と優月の誘拐を実行したものの、心春事件の黒幕ではなかった。日下部や阿久津、立脇もTwitterで疑われたが、最終的には吉乃の犯行が明らかになった。
放送当時のTwitterでは、吉乃犯人説が浮上する一方、日下部犯人説や東堂黒幕説も盛り上がった。最終回後には驚きや悲しみ、疑っていた人物への謝罪投稿が相次いだ。
2026年に改めて作品を振り返るなら、注目したいのは犯人の名前を当てたかどうかだけではない。複数の誘拐事件がどうつながり、誰が何のために動いていたのかという構造だ。
そして何より、家族を守るために行動した人物と、自分を守るために他人の家族を犠牲にした人物の違いが、作品の結末に深い余韻を残している。
真犯人の正体を知ってから第1話を見直すと、吉乃の何気ない言動や心春と実咲の関係、タブレットの存在が新しい意味を持って見えてくる。 Twitterの当時の考察と照らし合わせながら再視聴することも、本作をもう一度楽しむ方法のひとつだ。