俳優・志尊淳の映画出演作を振り返ると、青春映画やラブストーリーから、社会派ヒューマンドラマ、アニメーション映画、話題の漫画実写化作品まで、幅広いジャンルに挑戦してきたことがわかる。2011年の俳優デビュー以降、着実にキャリアを重ね、2026年には『SAKAMOTO DAYS』のX(スラー)役、『キングダム 魂の決戦』の蒙恬役という、注目度の高い2作品に出演。加えて、2027年2月には映画『存在のすべてを』の公開も控えている。
この記事では、志尊淳の映画出演作品をデビュー期から2026年11月現在まで年代順に整理する。『52ヘルツのクジラたち』の岡田安吾、『極主夫道 ザ・シネマ』の雅、『バブル』の声優出演、短編映画『MIRRORLIAR FILMS Season2』での監督挑戦まで、作品ごとの役柄や見どころを紹介。初めて作品を観る人にもわかりやすいおすすめの鑑賞順や配信情報も解説する。
【2026年最新作】志尊淳は『SAKAMOTO DAYS』と『キングダム 魂の決戦』で何役?

2026年の志尊淳は、人気漫画を原作とする大型実写映画2作品に出演した。いずれも原作ファンの多い作品であり、これまでの出演作とは異なるスケールの役柄に挑戦している。
『SAKAMOTO DAYS』X(スラー)役:物語を揺さぶる最凶の敵公開日:2026年4月29日
原作は鈴木祐斗による週刊少年ジャンプ連載漫画。目黒蓮主演、福田雄一監督による実写映画化作品だ。
志尊淳が演じるのは、物語の重要人物であるX(スラー)。現場に必ずX印を残すことから「スラー」と呼ばれ、殺し屋たちを次々と標的にする謎多き人物だ。主人公・坂本太郎の命も狙っている。
2026年5月1日、映画公式サイトで志尊の出演がシークレットキャストとして発表された。事前にキャストを伏せていたこともあり、役柄の解禁は本作の大きな話題の一つとなった。
この役の見どころは、主人公側とは異なる立場から物語の緊張感を生み出す存在感にある。志尊淳の持つ端正なビジュアルと、ミステリアスな敵役という組み合わせにも注目したい。
また、2026年10月30日からはPrime Videoで世界独占の見放題配信が始まっている。劇場公開を見逃した人にとっても、作品に触れやすくなった。
『キングダム 魂の決戦』蒙恬役:知略に優れた若き将公開日:2026年7月17日
シリーズ第5作となる『キングダム 魂の決戦』では、志尊淳が蒙恬(もうてん)を演じている。
本作で描かれるのは、原作でも人気の高い合従軍編。秦国と六国連合が激突する大規模な戦いが物語の中心となる。
蒙恬は頭脳明晰で軍略に優れ、戦場では冷静に状況を判断する知将だ。主人公・信とは異なる個性を持つ若き将として、物語に欠かせない人物となっている。
志尊淳は本作からキングダムシリーズに初参加。信役の山﨑賢人、嬴政役の吉沢亮、河了貂役の橋本環奈らに加わり、王賁役の神尾楓珠とも新たな若手武将の関係性を築いている。
東宝が公開した2026年7月17日の初日舞台挨拶レポートでは、志尊が衣装やメイク、小道具を含めたキャラクター造形の細部に触れ、作品を支える制作チームへの敬意を語っている。
蒙恬役の魅力は、単純な戦闘力だけではない。状況を読み、戦略を組み立てる知性や、若き将としての余裕をどう表現するかが見どころだ。
2026年の2作品を比較同じ年に公開された2作品だが、志尊が演じる人物の立ち位置は大きく異なる。
- 『SAKAMOTO DAYS』:謎に包まれた敵役として、作品に緊張感をもたらす。
- 『キングダム 魂の決戦』:秦国側の若き将として、知略と冷静さを表現する。
一方は現代的な殺し屋アクション、もう一方は壮大な歴史スペクタクル。2026年は志尊淳の役柄の幅を改めて感じられる年となった。
【出演順・歴代映画一覧】志尊淳の映画出演作品をデビュー期から年代別に紹介
志尊淳は1995年3月5日生まれ、東京都出身。公式プロフィールによると、俳優として活動を始めたのは2011年で、2014年の『烈車戦隊トッキュウジャー』で主人公に抜擢されたことが知名度を高める転機となった。
映画出演歴を追うと、初期の特撮作品や青春映画を経て、2017年以降は話題作への出演が増加。2019年からは海外映画の日本語吹き替え、2022年には短編映画の監督にも挑戦している。
志尊淳の映画出演作・公開年順一覧以下は劇場公開作品を中心に、声優出演や監督作品も含めて整理した年表だ。役名が確認できる作品は併記している。
| 公開年 | 映画作品 | 役柄・参加内容 |
|---|---|---|
| 2012年 | 携帯彼女+ | 和也役 |
| 2014年 | 獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ | トッキュウ1号役 |
| 2014年 | 平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 | ライト/トッキュウ1号役 |
| 2014年 | 烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE | 主演・ライト役 |
| 2015年 | 烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE | ライト役 |
| 2015年 | 先輩と彼女 | 美野原圭吾役 |
| 2016年 | 手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE | ライト役 |
| 2016年 | 全員、片想い「嘘つきの恋」 | 主演・マコト役 |
| 2016年 | 疾風ロンド | 高野誠也役 |
| 2017年 | サバイバルファミリー | 斉藤翔平役 |
| 2017年 | 帝一の國 | 榊原光明役 |
| 2017年 | 覆面系ノイズ | 杠花奏(ユズ)役 |
| 2017年 | 探偵はBARにいる3 | 波留役 |
| 2018年 | 劇場版 ドルメンX | 主演・隊長役 |
| 2018年 | 走れ!T校バスケット部 | 主演・田所陽一役 |
| 2019年 | フォルトゥナの瞳 | 金田大輝役 |
| 2019年 | バンブルビー | メモ役・日本語吹き替え |
| 2019年 | 潤一 | 主演・潤一役 |
| 2019年 | 劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ | 山田正義役 |
| 2019年 | HiGH&LOW THE WORST | 上田佐智雄役 |
| 2020年 | 一度死んでみた | 野畑製薬の社員役 |
| 2020年 | 2分の1の魔法 | イアン・ライトフット役・日本語吹き替え |
| 2021年 | さんかく窓の外側は夜 | 主演・三角康介役 |
| 2021年 | キネマの神様 | 水川役 |
| 2021年 | 人と仕事 | 出演 |
| 2022年 | MIRRORLIAR FILMS Season2 | 短編「愛を、撒き散らせ」監督 |
| 2022年 | バブル | 主演・ヒビキ役・声の出演 |
| 2022年 | 極主夫道 ザ・シネマ | 赤宮雅役 |
| 2022年 | HiGH&LOW THE WORST X | 上田佐智雄役 |
| 2024年 | 52ヘルツのクジラたち | 岡田安吾役 |
| 2026年 | SAKAMOTO DAYS | X(スラー)役 |
| 2026年 | キングダム 魂の決戦 | 蒙恬役 |
| 2027年予定 | 存在のすべてを | 内藤亮役 |
この一覧から見えてくるのは、出演作のジャンルが特定の方向に偏っていないことだ。初期は特撮や青春作品が中心だったが、2017年には学園コメディや音楽を題材にした作品、2019年以降は吹き替えやヒューマンドラマにも活動領域を広げている。
なお、テレビドラマの劇場版、短編映画、ドキュメンタリー、海外映画の吹き替えでは出演形態が異なる。通常の実写映画出演だけでなく、声の出演や監督としての参加も含めて見ると、志尊淳の映画キャリアをより立体的に把握できる。
2012〜2016年:特撮と青春映画で存在感を確立映画出演の初期にあたる『携帯彼女+』では和也役を担当。その後、スーパー戦隊シリーズの劇場版に出演し、2014年の『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE』では主人公ライトを演じた。
特撮作品では、子どもから大人まで幅広い観客に向けた演技が求められる。明るく親しみやすいキャラクターを通して、志尊淳の名前が広く知られるようになった。
2015年の『先輩と彼女』では美野原圭吾役を担当。青春恋愛作品の出演を通して、特撮作品とは異なる魅力を見せている。
2017〜2019年:出演作が増え、役柄の幅が拡大2017年は『帝一の國』『覆面系ノイズ』『サバイバルファミリー』『探偵はBARにいる3』と、ジャンルの異なる作品に出演した時期だ。
特に『帝一の國』の榊原光明役は、個性的な登場人物が集まる学園コメディの中で印象に残る役柄。『覆面系ノイズ』では音楽を題材にした青春ドラマの世界観を支えた。
2018年には『劇場版 ドルメンX』『走れ!T校バスケット部』で主演を務める。2019年には『フォルトゥナの瞳』『劇場版 おっさんずラブ』『HiGH&LOW THE WORST』などに出演し、作品ごとに異なる人物像を演じ分けていった。
2020〜2024年:実写・声優・社会派作品への挑戦2020年の『一度死んでみた』ではコミカルな作品に参加。同年公開の『2分の1の魔法』では、主人公イアンの日本語吹き替えを担当した。
2021年の『さんかく窓の外側は夜』では主演の三角康介役を演じ、霊が見える青年という特殊な設定を持つ人物に挑戦。『キネマの神様』やドキュメンタリー映画『人と仕事』にも出演した。
2022年は『バブル』『極主夫道 ザ・シネマ』『HiGH&LOW THE WORST X』と出演作が続き、短編映画『愛を、撒き散らせ』では監督としても活動。2024年の『52ヘルツのクジラたち』では、社会的なテーマを持つ重要な人物を演じた。
【代表作の見どころ】『52ヘルツのクジラたち』『極主夫道』など注目映画5選
出演作品が多い志尊淳だが、初めて映画を観る人には、役柄の違いがはっきりわかる作品から選ぶのがおすすめだ。
1. 『52ヘルツのクジラたち』:岡田安吾役で見せた繊細な人物表現2024年3月1日公開/監督:成島出
原作は町田そのこの同名小説。2021年の本屋大賞を受賞した作品の映画化で、杉咲花が主演を務める。
志尊淳が演じるのは、塾講師の岡田安吾。主人公の三島貴瑚が抱える声なきSOSを受け止め、彼女を救い出そうとするトランスジェンダー男性だ。
本作で重要なのは、安吾が単に主人公を助ける人物として描かれているわけではない点にある。彼自身も人生の中でさまざまな経験を抱えており、他者の痛みを理解しようとする姿勢が物語に深みを与えている。
志尊の役作りをじっくり味わいたい人には、特におすすめしたい一本だ。派手なアクションよりも、人物同士の関係性や感情の動きを大切にする映画を観たい人に向いている。
2. 『極主夫道 ザ・シネマ』:赤宮雅役で見せるコミカルな魅力2022年6月3日公開/監督:瑠東東一郎
玉木宏主演の人気ドラマ『極主夫道』を映画化した作品。志尊淳は、主人公・龍の元舎弟である赤宮雅を演じる。
龍が極道から足を洗い、専業主夫として生活する一方、雅は元舎弟として龍を慕いながら、さまざまな騒動に巻き込まれていく。
映画版では保育園を狙う地上げ屋との対立など、劇場版ならではのスケールで物語が展開する。雅の真面目さと、周囲の濃いキャラクターとの掛け合いが笑いを生み出す。
志尊淳の明るい演技やコメディセンスを楽しみたい人には、入り口として最適な作品だ。
3. 『バブル』:主人公ヒビキの声を担当したアニメーション映画劇場公開:2022年5月13日/監督:荒木哲郎
『バブル』は、重力が壊れた東京を舞台にしたオリジナルアニメーション映画。制作はWIT STUDIO、脚本は虚淵玄、キャラクターデザイン原案は小畑健が担当している。
志尊淳は主人公のヒビキの声を担当。パルクールのチームバトルに身を投じる青年で、少女ウタとの出会いをきっかけに物語が動き出す。
映像表現や音楽、身体能力を駆使したアクションが作品の大きな魅力。実写作品での志尊淳とは違った、声だけで人物の感情を表現する演技に注目したい。
なお、劇場公開に先立ち、2022年4月28日からNetflix版が全世界配信された作品でもある。
4. 『さんかく窓の外側は夜』:主演として挑んだミステリアスな世界2021年1月22日公開
志尊淳が三角康介役で主演を務める作品。岡田将生演じる冷川理人との関係を軸に、霊をめぐる事件や謎が展開していく。
霊が見えるという特殊な能力を持つ青年を演じるため、日常的な会話だけでなく、目に見えない存在に対する反応や心理描写も求められる。
ミステリーや少し不思議な世界観が好きな人、志尊淳の主演作を観たい人におすすめだ。
5. 『帝一の國』:個性豊かな学園コメディで光る存在感2017年4月29日公開
菅田将暉主演の学園コメディ映画。志尊淳は榊原光明役を演じた。
生徒会長の座をめぐる権力争いを描いた作品で、登場人物それぞれの個性がぶつかり合う展開が魅力となっている。
志尊が演じる光明は、主人公・赤場帝一を支える重要な人物。コミカルな演技と個性的なキャラクター表現を楽しめる作品だ。
【声優出演・監督作品】志尊淳は映画でどんな新しい挑戦をしてきた?
志尊淳の映画キャリアを理解するうえで見逃せないのが、声優としての活動と監督への挑戦だ。実写映画での出演だけを追っていると見落としがちな一面でもある。
『バブル』のヒビキ:アニメーションの主人公を担当『バブル』では主人公ヒビキの声を担当。荒木哲郎監督、虚淵玄脚本という制作陣のもと、独特の世界観を持つオリジナル作品に参加した。
声優出演では、表情や身体の動きだけでなく、声の強弱や間合いによってキャラクターの性格を伝える必要がある。実写で培った表現力を別の形で発揮できる分野だ。
『2分の1の魔法』のイアン:ディズニー・ピクサー作品で吹き替え2020年8月21日公開
ディズニー&ピクサーのアニメーション映画『2分の1の魔法』では、主人公イアン・ライトフットの日本語吹き替えを担当した。
イアンは、亡くなった父親に会いたいと願う少年。兄バーリーとともに、父親を完全な姿でよみがえらせるための冒険に出る。
原語版ではトム・ホランドがイアンを演じ、日本語吹き替え版では志尊淳が声を担当。兄バーリー役は城田優が務めた。
家族の絆や成長を描く作品であり、若い主人公の不安や希望をどのように声で表現しているかが見どころとなる。
『バンブルビー』のメモ:ハリウッド実写映画の吹き替えにも参加2019年3月22日公開
『バンブルビー』では、チャーリーに思いを寄せる隣人の少年メモの日本語吹き替えを担当した。
メモ役の原語版はジョージ・レンデボーグ・Jr.。志尊淳にとって、当時の報道では吹き替え声優への初挑戦として紹介された作品だ。
『2分の1の魔法』や『バブル』と合わせて観ると、アニメーションと実写映画の吹き替えで異なる声の表現を楽しめる。
『MIRRORLIAR FILMS Season2』:『愛を、撒き散らせ』で映画監督に挑戦公開日:2022年2月18日
志尊淳は、短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season2』で、短編作品『愛を、撒き散らせ』の監督を務めた。
この作品は、無縁社会の中で人とのつながりを求める人々を描く物語。さまざまな悩みを抱えた人の孤独に寄り添う女性が、ある夜の電話をきっかけに自らの過去と向き合う内容だ。
出演者には板谷由夏が名を連ね、脚本は林青維が担当している。
注目したいのは、志尊淳が俳優として出演するのではなく、監督という立場から作品づくりに参加した点だ。演じる側から物語を構築する側へと視点を広げた経験は、その後の俳優活動を考えるうえでも興味深い。
なお、『MIRRORLIAR FILMS Season2』は複数の監督による短編を集めたオムニバス映画であり、志尊淳の監督作はその中の一編にあたる。
【配信作品・おすすめの鑑賞順】志尊淳の映画はどこで観られる?
志尊淳の映画をまとめて観たい場合は、動画配信サービスの作品検索を活用する方法がある。ただし、映画によって見放題、レンタル、購入の扱いが異なるため、配信サービスの表示を確認することが大切だ。
2026年11月現在の配信情報2026年の注目作では、『SAKAMOTO DAYS』がPrime Videoで配信されている。2026年9月29日にデジタル購入・レンタルが始まり、10月30日から見放題の世界独占配信が開始された。
『バブル』は2022年4月28日にNetflixで全世界配信された作品。劇場公開版とあわせて、配信作品としても知られている。
また、短編映画『MIRRORLIAR FILMS Season2』については、2026年9月時点のFilmarksの配信情報でLeminoの見放題対象として掲載されていた。
そのほかの過去作品についても、配信状況はサービスごとに変動する。2026年10月時点のFilmarksでは、志尊淳の出演・監督作品のうち29作品が配信中として掲載されている。
ただし、この数字は作品単位の配信情報であり、すべてが同一サービスで見放題という意味ではない。契約前には、視聴したい作品が見放題なのか、追加料金のかかるレンタルなのかを確認したい。
初めて観る人におすすめの鑑賞順志尊淳の演技の幅を知りたいなら、公開年順にすべて観る方法だけでなく、役柄の違いを意識した鑑賞順もおすすめだ。
- 演技力をじっくり味わいたい:『52ヘルツのクジラたち』
- コメディを楽しみたい:『極主夫道 ザ・シネマ』
- アクション作品が好き:『SAKAMOTO DAYS』
- 歴史大作が好き:『キングダム 魂の決戦』
- 声優としての表現を知りたい:『バブル』『2分の1の魔法』
- 監督としての一面を知りたい:『MIRRORLIAR FILMS Season2』
特におすすめなのは、『52ヘルツのクジラたち』と『極主夫道 ザ・シネマ』を続けて観る方法だ。同じ俳優が、繊細な人間ドラマとテンポのよいコメディでどのように印象を変えるのかがわかりやすい。
作品選びで気をつけたいポイント重厚なテーマや人間関係を描いた作品を観たい人には『52ヘルツのクジラたち』が向いている。一方、深刻な題材を避けて気軽に楽しみたい人には『極主夫道 ザ・シネマ』のほうが入りやすい。
また、漫画原作のアクション作品を中心に観たい人は、2026年の『SAKAMOTO DAYS』と『キングダム 魂の決戦』から始めるとよい。いずれも原作のキャラクター性と実写版の人物造形を比較しながら楽しめる。
2027年公開予定『存在のすべてを』にも注目2026年11月現在、次の大きな注目作となっているのが映画『存在のすべてを』だ。
全国公開予定日:2027年2月5日
原作は塩田武士の同名ミステリー小説。監督は瀬々敬久、主演は西島秀俊、共演に広瀬すずが名を連ねる。
志尊淳が演じるのは内藤亮。1991年に起きた二児同時誘拐事件の被害者であり、彗星のように美術界に現れた謎の写実画家という、物語の核心を握る人物だ。
本作では、事件から3年後に戻ってきた少年が、その期間について何も語ろうとしなかったという謎が物語の重要な軸となる。
公式サイトでは2026年9月18日に志尊の出演が発表された。さらに11月2日には佐藤浩市、高橋一生、木村文乃、鈴木杏の出演も追加発表されており、キャスト陣への期待も高まっている。
志尊淳にとって、2026年のアクション・歴史大作から、2027年の本格ミステリーへと続く出演の流れは見逃せない。
【プロの結論】志尊淳の映画キャリアから見える3つの魅力
志尊淳の出演作品を年代順に見ていくと、単に出演本数を重ねてきただけではなく、俳優として表現できる領域を段階的に広げてきたことがわかる。
1. 青春・特撮から大型映画まで、ジャンルを限定しない選択初期の特撮作品から『帝一の國』のような学園コメディ、『52ヘルツのクジラたち』のようなヒューマンドラマ、そして『キングダム』のような大型シリーズまで、出演作のジャンルは幅広い。
特定のイメージに固定されず、作品の世界観に応じて役柄を変えてきたことが、長期的なキャリア形成につながっている。
2. 実写だけでなく声優・監督としても活動『バブル』『2分の1の魔法』『バンブルビー』では声の出演を経験し、『MIRRORLIAR FILMS Season2』では監督にも挑戦した。
これは俳優としての仕事にとどまらず、映像作品そのものへの関わり方を広げていることを示している。作品を見る際には、出演者としてのクレジットだけでなく、制作側としての参加にも注目したい。
3. 2026年から2027年にかけて役柄の振れ幅が大きい2026年の『SAKAMOTO DAYS』では敵役のX(スラー)、『キングダム 魂の決戦』では知略に優れた蒙恬を演じた。そして2027年の『存在のすべてを』では、事件の謎を握る画家・内藤亮を演じる。
アクション、歴史劇、ミステリーという異なるジャンルが続くことで、同じ俳優が作品ごとにどのような人物像を作り上げるのかを比較する楽しみも生まれている。
志尊淳の映画出演作品に関するよくある質問(FAQ)
Q1:志尊淳の映画出演作で2026年の最新作は何ですか?
A1:2026年公開作は『SAKAMOTO DAYS』と『キングダム 魂の決戦』です。公開日順では、4月29日の『SAKAMOTO DAYS』が先で、7月17日の『キングダム 魂の決戦』が後になります。
Q2:『SAKAMOTO DAYS』で志尊淳は何役ですか?
A2:X(スラー)役です。坂本太郎の命を狙う謎多き人物で、2026年5月1日に映画公式サイトからシークレットキャストとして発表されました。
Q3:『キングダム 魂の決戦』では何役を演じていますか?
A3:蒙恬(もうてん)役です。頭脳明晰で軍略に長けた若き将で、2026年7月17日に公開されたシリーズ第5作から参加しています。
Q4:『52ヘルツのクジラたち』ではどんな役ですか?
A4:岡田安吾役です。杉咲花演じる三島貴瑚のSOSを受け止め、救い出そうとするトランスジェンダー男性の塾講師を演じています。
Q5:志尊淳は声優としても映画に出演していますか?
A5:出演しています。『バブル』ではヒビキ、『2分の1の魔法』ではイアン・ライトフット、『バンブルビー』ではメモの日本語吹き替えを担当しました。
Q6:志尊淳が監督を務めた映画は何ですか?
A6:2022年公開の『MIRRORLIAR FILMS Season2』に収録された短編映画『愛を、撒き散らせ』です。板谷由夏が出演し、志尊淳が監督を担当しました。
Q7:志尊淳の2027年公開予定映画は何ですか?
A7:『存在のすべてを』です。2027年2月5日公開予定で、志尊淳は未解決誘拐事件の被害者であり、謎の写実画家でもある内藤亮を演じます。
まとめ:志尊淳の映画は年代順に観ると成長と表現力の幅がわかる
志尊淳の映画出演作は、2012年の『携帯彼女+』から始まり、特撮、青春映画、学園コメディ、アクション、ヒューマンドラマ、アニメーション映画へと広がってきた。
特に注目したいのは、2024年の『52ヘルツのクジラたち』で見せた繊細な人物表現と、2026年の『SAKAMOTO DAYS』『キングダム 魂の決戦』での存在感だ。声優としての活動や『MIRRORLIAR FILMS Season2』での監督経験も含めると、そのキャリアは俳優という枠だけでは捉えきれない。
これから志尊淳の映画を観るなら、まずは『52ヘルツのクジラたち』『極主夫道 ザ・シネマ』『SAKAMOTO DAYS』の3作品をおすすめしたい。それぞれ異なるジャンルで、演技の振れ幅を比較できるからだ。
そして、次の注目要点は2027年2月5日公開予定の『存在のすべてを』。西島秀俊、広瀬すずらとの共演で、志尊淳がどのような人物像を描き出すのか。2026年の活躍に続く新たな代表作となるか、今後の展開にも期待が集まる。
主な事実確認資料