KABA.ちゃんは2026年現在も芸能活動を続けている。以前のようなバラエティー番組への出演だけでなく、俳優として新しい仕事に挑戦している点が近年の大きな変化だ。
俳優名「龍イチカ」で新しいキャリアをスタート2025年7月、KABA.ちゃんは俳優活動において「龍イチカ」という芸名を使用することを発表した。
スポニチアネックスの報道によると、本人は2023年から俳優のためのトレーニングスクールに通い、演技の基礎を学んできたという。
フジテレビ系ドラマ「愛の、がっこう。」の第2話では、野上役として出演。これが龍イチカ名義でのドラマデビューとなった。
一方、本人はタレント・振付師としての活動をこれまでどおりKABA.ちゃん名義で続けることも説明している。つまり、従来の芸能活動を終了して俳優に転身したわけではなく、活動領域を広げた形だ。
2026年はショートドラマや舞台にも出演所属事務所の公式プロフィールでは、2026年の出演作として縦型ショートドラマ「ぜんぶママのもの」が紹介されている。
同作では龍イチカとして初主演を務め、事務所の紹介によれば再生回数は100万回を突破。テレビドラマへの出演に続き、配信作品でも俳優としての経験を重ねている。
加えて、2026年秋には舞台「スクラップ アンド コーラス-君が灯したメロディー-」に出演した。
演じたのは、工業高校の国語・古典教師である白鳥美子役。東京公演は9月18日から27日、大阪公演は10月23日から25日まで上演された。舞台公式情報でも龍イチカの出演が掲載されている。
本人にとって女性として初めての舞台出演でもあり、長年のダンス経験とは異なる演技表現に挑戦する機会となった。
2026年8月、木梨憲武との約10年ぶりの再会が話題に2026年8月19日には、とんねるずの木梨憲武のInstagramにKABA.ちゃんが登場した。
米国に帰国する野沢直子を囲む集まりで、木梨憲武や野沢直子らと再会。木梨は約10年ぶりにKABA.ちゃんと会ったことを投稿で報告し、57歳という実年齢に触れながら近影を紹介した。
この写真はABEMA NEWSでも取り上げられ、「誰だか分からなかった」「綺麗になったなぁ」といった反応が紹介された。
また、2026年9月には自身のInstagramで久しぶりの外ロケを報告。ABEMAで放送される「LDH PERFECT SHINE旅行」の撮影に参加し、EXILEをはじめとするLDHのアーティストやタレント、熊田曜子、インリンらとの仕事を楽しんだ様子を伝えている。
こうした近況からも、KABA.ちゃんが現在もテレビ・配信・SNSを通じて芸能活動を続けていることが分かる。
【若い頃】KABA.ちゃんはdosのメンバーだった!小室哲哉との関係

1996年の芸能界デビューを振り返る
KABA.ちゃんの若い頃を語るうえで欠かせないのが、1996年にデビューした音楽ユニット「dos」だ。
dosは音楽プロデューサーの小室哲哉が手掛けた3人組のダンス&ボーカルユニット。KABA.ちゃんはダンスを担当するメンバーとして参加し、当時の芸名は「kaba」だった。
デビューのきっかけは、テレビ東京のオーディション番組「ASAYAN」などを通じた活動である。小室哲哉がプロデュースする音楽プロジェクトの一員となり、芸能界でのキャリアを本格的にスタートさせた。
所属事務所の公式プロフィールによると、dosは日本レコード大賞や日本有線放送大賞などで新人賞を獲得するなど、デビュー当時に大きな注目を集めた。
アイドルを目指して18歳で上京、20歳でニューヨークへKABA.ちゃんは福岡県生まれ。幼い頃からアイドルへの憧れがあり、その夢を実現するためにダンスを始めた。
所属事務所のプロフィールでは、18歳で上京し、20歳で単身ニューヨークへ渡った経歴が紹介されている。
ニューヨークではダンスの技術を磨き、異なる文化や価値観に触れた。この海外経験は、後の振付師としての仕事だけでなく、自身の生き方を考えるうえでも大きな意味を持ったという。
2025年のHint-Potのインタビューでは、ニューヨークのカフェで、外見と仕草が一般的な男女のイメージに当てはまらない店員が周囲に自然に受け入れられていたことを回想している。
日本では周囲の目を気にして自分を隠す場面もあったが、海外での経験を通じて、自分らしく生きることへの考えを深めていった。
dos時代は自分らしさを隠す苦しさもあった華やかなデビューの裏側には、本人にとって苦しい時期もあった。
Hint-PotのインタビューでKABA.ちゃんは、dosとして活動していた頃、スタッフからファンのために女性的な部分を隠すよう求められていたと振り返っている。
テレビ出演や取材でも自由に話せず、普段の仕草や言葉遣いにも気を配らなければならなかったという。
本人によると、dosが「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに出演する予定だった際、直前に急性ストレス性胃炎となり、自分だけ出演できなかった経験もあった。
dosは約1年で活動休止。その後、KABA.ちゃんはSMAPの振付などを担当し、表現者として新しい道を歩み始めた。
この時期の経験は、後年のテレビ出演や自身のアイデンティティを公表する決断にもつながっている。
【振付師としての実績】安室奈美恵・SMAP・Snow Manとの仕事
KABA.ちゃんはバラエティー番組での明るいキャラクターによって広く知られているが、ダンス業界では振付師としての実績も大きい。
特に有名なのが、安室奈美恵や華原朋美、SMAPなどのアーティストに関わった仕事だ。
SMAP「世界に一つだけの花」の振付を担当代表的な仕事の一つが、2003年に発売されたSMAPの「世界に一つだけの花」の振付である。
この楽曲は幅広い世代に親しまれた国民的ヒット曲であり、KABA.ちゃんが振付を手掛けたことでも知られている。
ABEMA TIMESの2022年の番組記事でも、KABA.ちゃんがこの楽曲の振付に携わった経緯や、SMAPからの依頼について取り上げられた。
安室奈美恵の楽曲では「Body Feels EXIT」「Chase the Chance」「Don't wanna cry」「a walk in the park」などを担当。小室哲哉が関わった音楽シーンの中で、ダンス表現を支えてきた。
主な振付実績・関係者一覧| アーティスト・企画 | 関係する仕事 | 時期・特徴 |
|---|---|---|
| dos | ダンス・ボーカル活動 | 1996年デビュー |
| 安室奈美恵 | 「Body Feels EXIT」「Chase the Chance」など | 小室プロデュース期の代表的な仕事 |
| 華原朋美 | 楽曲の振付 | 振付師としての代表的な仕事 |
| SMAP | 「世界に一つだけの花」 | 2003年発売 |
| HKT48 | 「控えめI love you !」 | 2014年に振付を担当 |
| 日本ハムファイターズ | ファイターズガールとのスペシャルダンス | 2025年 |
| Snow Man | 宮舘涼太・佐久間大介の「地球してるぜ」 | 2025年11月発売アルバム収録 |
この一覧を見ると、KABA.ちゃんの活動が1990年代の小室ファミリーだけにとどまっていないことが分かる。
所属事務所によると、2025年には日本ハムファイターズの「ファイターズかわいいシリーズ」のダンスを考案。また、Snow Manのアルバム『音故知新』に収録された宮舘涼太と佐久間大介のユニット曲「地球してるぜ」の振付も担当した。
テレビでの知名度とは別に、ダンスの専門家として現在の音楽・エンターテインメント業界でも仕事を続けている点は見逃せない。
【2002年から2016年】性同一性障害の公表・性別適合手術・戸籍変更の経緯
KABA.ちゃんの人生を語るうえで、大きな転換点となったのが2002年の公表と2016年の性別適合手術・戸籍変更だ。
本人は幼少期から自分の性別について考えてきたことを、複数のインタビューや講演で語っている。
2002年「笑っていいとも!」で自分の思いを公表2025年のHint-Potのインタビューでは、2002年の「笑っていいとも!」出演時の出来事を詳しく振り返っている。
番組内で恋愛について話題になり、タモリから話を振られた際、KABA.ちゃんは好きな相手が男性であることを明かした。
それまで自分の一面を隠すことがあった本人にとって、テレビを通じて自分らしさを表現する大きな転機となった。
所属事務所の経歴紹介や各種報道では、2002年に性同一性障害を公表したと整理されている。
ここで理解しておきたいのは、性自認と性的指向は別の概念だということだ。好きになる相手の性別と、自分自身をどの性別として認識するかは同じ問題ではない。KABA.ちゃんの場合も、番組での恋愛についての発言と、性自認に関する公表は区別して理解する必要がある。
「いつでも自分らしくが大事」
埼玉新聞が2025年の人権講演会で紹介したKABA.ちゃんの言葉。
2025年2月には埼玉県加須市の人権問題講演会に登壇し、自身の経験をもとにLGBTQについて講演した。芸能活動だけでなく、社会に向けて自分らしく生きることの大切さを伝える活動も続けている。
2016年3月、タイで性別適合手術を受ける次の大きな節目が2016年の性別適合手術だった。
2015年には海外でのカウンセリングを終え、手術に向けて準備していることを公表。2016年2月のオリコンニュースでは、3月30日にタイで手術を受ける予定であることが報じられた。
その後、2016年3月末にタイで性別適合手術を受けたことが明らかになった。
また、性別適合手術とは別に、声を女性らしくするための声帯手術についても公表している。これらは本人が望む身体のあり方に近づくための選択だった。
2016年8月、戸籍上の性別変更と本名の改名手術後には戸籍上の性別変更にも取り組み、2016年8月に男性から女性への変更が認められた。
同年9月25日のデイリースポーツは、フジテレビ系「ザ・ノンフィクション」の放送内容をもとに、本名を椛島永次から椛島一華に変更したことを報じている。
新しい名前は両親に名付けてもらったもの。「一から出直す」「一花咲かせる」という意味が込められているという。
本人が両親に新しい名前を付けてほしいと希望したことも報じられており、改名には家族との関係や新しい人生への思いが表れている。
KABA.ちゃんのプロフィール・人生の転換点一覧| 項目・時期 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 生年月日 | 1969年6月19日 | 2026年11月現在57歳 |
| 出身地 | 福岡県 | 身長172cm・血液型A型 |
| 本名 | 椛島一華 | 旧名は椛島永次 |
| 1996年 | dosとしてデビュー | 小室哲哉プロデュース |
| 2002年 | 性同一性障害を公表 | 「笑っていいとも!」での発言も転機 |
| 2016年3月 | 性別適合手術 | タイで実施 |
| 2016年8月 | 戸籍上の性別変更 | 女性への変更が認められる |
| 2019年 | THAT'S WHY!!を結成 | ヒールダンスのプロジェクト |
| 2020年6月 | 渋谷区観光大使に就任 | ダイバーシティ推進 |
| 2025年 | 龍イチカ名義で俳優活動 | ドラマ「愛の、がっこう。」に出演 |
| 2026年 | 配信・舞台で活動 | 「ぜんぶママのもの」など |
以上の経歴は、所属事務所の公式プロフィール、デイリースポーツ、埼玉新聞、西武・そごうの紹介情報などをもとに整理したものだ。
【結婚・旦那の有無】KABA.ちゃんは現在結婚している?
KABA.ちゃんについて検索されることが多いのが、結婚や旦那、現在の恋人に関する話題だ。
2016年に戸籍上の性別変更を行い、本名も椛島一華に変えたことで、女性としての結婚についても関心が集まった。
過去には結婚願望を明かしていた2015年9月、MANTANWEBの報道によると、KABA.ちゃんは性別適合手術を受けた後、戸籍も変更したいという希望を語っていた。
その際、将来について、よいパートナーがいれば結婚してみたいという思いも明かしている。
2016年9月のデイリースポーツの記事でも、戸籍上の性別変更と改名を経て、「結婚もしてみたい」という希望が紹介された。
これらの発言から、本人が女性としての人生の中で結婚を選択肢の一つとして考えていたことが分かる。
2026年現在、旦那や結婚相手は公表されている?2026年11月現在、本人や所属事務所から結婚を発表したという確かな情報は確認できない。夫がいることを裏付ける公式情報も公表されていない。
また、現在交際している相手についても、確定的な公表情報は見当たらない。
そのため、KABA.ちゃんに旦那がいる、すでに結婚しているといった情報を事実として扱うことはできない。
過去の結婚願望に関する発言と、実際に結婚したという事実は別のものだ。結婚を望んでいたことは本人の発言として確認できるが、その後のプライベートについては本人が公表している範囲で理解する必要がある。
【プロの結論】KABA.ちゃんのキャリアはなぜ長く支持されるのか
KABA.ちゃんの経歴を振り返ると、芸能人としての知名度だけでは説明できない強みが見えてくる。
1. ダンスという専門性が活動の土台になっているdosとしてのデビューは大きな転機だったが、彼女のキャリアの中心にあるのはダンスと振付だ。
安室奈美恵、SMAP、華原朋美といったアーティストの作品に関わり、2025年にはSnow Manの楽曲にも振付を提供した。時代や出演メディアが変わっても、専門的な技術を仕事につなげている。
タレントとしての露出が減った時期があっても、振付師としての実績は残り続ける。この専門性こそが、長期的な活動を支える大きな要素だ。
2. 自身の経験を社会活動につなげている2019年には、自らプロデュースするヒールダンスパフォーマンスチーム・プロジェクト「THAT'S WHY!!」を結成した。
2020年6月には渋谷区観光大使に就任。渋谷区とともにダイバーシティ&インクルージョンを推進する活動にも関わっている。
加えて、全国各地でLGBTQに関する講演を行い、自身の経験を社会に伝えている。
これは単なる芸能活動の延長ではない。自分が経験してきた悩みや葛藤を、他の人が生きやすい社会を考えるための発信に変えている点に特徴がある。
3. 俳優への挑戦はキャリアの再構築でもある2023年から演技のトレーニングを始め、2025年に龍イチカとしてドラマデビュー。2026年には主演のショートドラマや舞台出演へと活動を広げた。
注目したいのは、KABA.ちゃんという長年の知名度を捨てずに、俳優という新しい専門分野を追加していることだ。
タレントとしての親しみやすさ、振付師としての表現力、そして俳優としての演技力。それぞれを別の活動名で展開することで、表現者としての可能性を広げている。
2026年の活動は、過去の知名度に頼るだけではなく、新しい仕事に挑戦し続けるキャリアの現在地を示している。
【KABA.ちゃんに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:KABA.ちゃんは2026年現在何歳ですか?
A1:1969年6月19日生まれで、2026年11月現在57歳です。
Q2:KABA.ちゃんの本名は何ですか?
A2:現在の本名は椛島一華(かばしま・いちか)です。以前の本名は椛島永次でした。2016年の戸籍上の性別変更に伴い、名前も変更しました。
Q3:KABA.ちゃんは若い頃dosに所属していたのですか?
A3:はい。1996年に小室哲哉プロデュースの3人組ユニットdosのメンバーとしてデビューしました。
Q4:KABA.ちゃんは性別適合手術をいつ受けましたか?
A4:2016年3月末にタイで性別適合手術を受けました。同年8月には戸籍上の性別変更も認められています。
Q5:KABA.ちゃんは現在結婚していて旦那がいますか?
A5:2026年11月現在、結婚や夫について本人・所属事務所から公式発表された情報は確認できません。過去には結婚願望を語っています。
Q6:KABA.ちゃんは現在何をしていますか?
A6:タレント・振付師として活動するほか、龍イチカ名義で俳優活動も行っています。2026年にはショートドラマ「ぜんぶママのもの」や舞台「スクラップ アンド コーラス」に出演しました。
Q7:KABA.ちゃんの最新画像はどこで見られますか?
A7:本人の公式Instagramで近況を確認できます。2026年8月には木梨憲武との約10年ぶりの再会写真、9月には外ロケのオフショットが話題になりました。
まとめ:KABA.ちゃんは57歳で新しい表現者として歩み続けている
KABA.ちゃんの人生は、1996年のdosでのデビューから、振付師としての成功、2002年の性同一性障害の公表、2016年の性別適合手術と戸籍変更へと、大きな転換点を重ねてきた。
現在の本名は椛島一華。2026年には57歳を迎え、タレント・振付師としての仕事を続けながら、龍イチカ名義で俳優としても新しい挑戦をしている。
結婚については過去に希望を語ったものの、現在の夫や婚姻状況を公表した事実は確認されていない。
木梨憲武との再会やInstagramでの近影が話題になる一方、2025年のSnow Manへの振付提供、2026年のドラマ・舞台出演など、仕事面でも活動の幅を広げている。
振付師、タレント、そして俳優。KABA.ちゃんの歩みを知るうえで大切なのは、性別変更という人生の節目だけに注目するのではなく、長年培ってきた技術と、新しい分野へ挑戦する姿勢にも目を向けることだ。57歳となった現在も、その表現者としてのキャリアは続いている。
主な参考資料:プラチナムプロダクション公式プロフィール、Hint-Pot(2025年3月8日)、スポニチアネックス(2025年7月17日)、デイリースポーツ(2016年9月25日)、オリコンニュース(2016年2月15日)、埼玉新聞(2025年2月7日)、ABEMA NEWS(2026年8月21日)、スポーツ報知(2026年9月3日)、舞台「スクラップ アンド コーラス」公式情報。