2026年の肩書について重要な補足があります。2024年8月から2025年にかけては解説副委員長でしたが、2026年7月以降のNHK関連資料と日本国際問題研究所の登壇者紹介では「報道局専任局長」と記載されています。したがって、2026年11月時点では、解説副委員長を現在の役職として紹介するのは古い情報です。以下の完成稿では、この変更を反映しています。
飯田香織(いいだ・かおり)さんは、NHKで経済報道や米国取材に長年携わってきた記者・報道関係者です。1992年にNHKへ入局し、経済部記者、ワシントン支局特派員、ロサンゼルス支局長、報道局ネットワーク報道部長などを歴任しました。
2024年8月には解説副委員長に就任しましたが、2026年7月以降の公開資料ではNHK報道局専任局長として紹介されています。『Bizスポ』『Bizプラス』のキャスターとして知られる一方、近年はAI、国際経済、米国の政策動向などをテーマに解説や報道の仕事を続けています。
この記事では、NHKや日本パブリックリレーションズ協会、日本国際問題研究所などの公表資料をもとに、飯田香織さんのプロフィール、学歴、1992年の入局から現在までの経歴、出演番組、米国報道での実績を整理します。
【2026年最新】飯田香織のNHKでの現在の役職は報道局専任局長

飯田香織さんの現在の役職を調べるうえで、最初に押さえておきたいのが、2024年から2026年にかけての肩書の変化です。
2024年8月、飯田さんはNHK解説副委員長に就任しました。日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)の2025年のセミナー資料でも、NHK解説副委員長として紹介されています。
ところが、2026年には新しい役職名が確認できます。
2026年7月15日から16日に開催された第7回東京グローバル・ダイアログでは、飯田さんの肩書は「日本放送協会(NHK)報道局専任局長」と記載されていました。同年9月3日更新の日本国際問題研究所のプログラムでも、同じ肩書が使われています。
また、2026年のパナソニック主催KWN日本コンテストの審査員紹介にも、NHK報道局専任局長として掲載されています。
つまり、2024年8月に就任した解説副委員長は過去の役職であり、2026年の最新の公表資料では報道局専任局長という立場が確認できます。
解説副委員長と報道局専任局長の違い解説副委員長は、NHKの解説委員室における役職です。ニュースの背景や社会・経済への影響を専門的な視点から伝える解説委員の活動に関係します。
一方、報道局専任局長は報道局の役職です。
飯田さんの場合、経済記者としての現場経験に加え、ニュース番組の編集責任者やネットワーク報道部長などを経験しています。こうした経歴を踏まえると、2026年の肩書の変化は、解説者としての活動だけでなく、報道組織における役割にも注目が集まる転換点です。
ただし、役職変更の具体的な発令日や、専任局長としての詳細な担当範囲については、公開資料に記載された範囲を超えて断定できません。
【プロフィールと学歴】飯田香織は1992年にNHKへ入局した経済記者
飯田香織さんのプロフィールを確認すると、アナウンサーとして採用された人物ではなく、記者としてキャリアをスタートさせたことが分かります。
2015年のグローバル・アンバサダー・プログラムの登壇者紹介では、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業した後、NHKに記者として入局した経歴が紹介されています。
基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 飯田香織(いいだ・かおり) |
| 所属 | NHK(日本放送協会) |
| 入局年 | 1992年 |
| 初任地 | 京都放送局 |
| 学歴 | 慶應義塾大学法学部政治学科卒業 |
| 主な専門分野 | 経済、金融、IT、テクノロジー、国際経済 |
| 海外勤務 | ワシントン支局、ロサンゼルス支局 |
| 2024年8月からの役職 | 解説副委員長 |
| 2026年の公表肩書 | 報道局専任局長 |
飯田さんの大学は、慶應義塾大学法学部政治学科です。
政治学を学んだ経験は、その後の経済記者としての活動にもつながる背景と考えられます。
経済ニュースは、企業業績や株価だけで完結するものではありません。政府の政策、国際関係、金融当局の判断、各国の制度など、政治的な要素と密接に関係しています。
特に米国の通商政策や金融政策を取材する際には、経済指標だけでなく、議会や政権の意思決定を理解する必要があります。
政治学を学んだうえで経済報道の専門性を積み上げたことは、飯田さんのキャリアを理解する手がかりの一つです。
アナウンサーではなく記者として入局飯田さんは1992年にNHKへ記者として入局しています。
そのため、『Bizスポ』などでキャスターを務めていたことからアナウンサーだと思われる場合がありますが、キャリアの出発点は報道記者です。
記者として取材した情報を自分の言葉で伝える経験を積んできたことが、現在の解説活動にもつながっています。
【経歴年表】京都からワシントン、ロサンゼルスを経てNHKの要職へ
飯田香織さんの経歴で特徴的なのは、国内の経済取材と米国での海外報道を交互に経験している点です。
日本パブリックリレーションズ協会の2025年のプロフィールや、2024年の日独フォーラム参加者紹介には、入局後の主な経歴が詳しく記載されています。
| 時期 | 出来事・役職 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 1992年 | NHK京都放送局に入局 | 記者としてキャリアを開始 |
| 1996年 | 報道局経済部へ異動 | 経済分野を中心に取材 |
| 2004年〜2008年 | ワシントン支局特派員 | 日米通商問題、金融政策などを取材 |
| 2008年以降 | 帰国・経済部勤務 | 電機・IT業界などを担当 |
| 2010年〜2014年 | 経済ニュース番組のキャスター | 『Bizスポ』『Bizプラス』などを担当 |
| 2017年 | ロサンゼルス支局長 | 米国のテクノロジー企業などを取材 |
| 帰国後 | 報道番組の編集責任者 | 『おはよう日本』『ニュースウオッチ9』『サタデーウオッチ9』などを担当 |
| 2022年 | 報道局ネットワーク報道部長 | デジタル発信や偽・誤情報対策などに携わる |
| 2024年8月 | 解説副委員長 | テック、環境、国際経済などを担当 |
| 2026年7月以降 | 報道局専任局長 | NHK関連資料や国際会議の登壇者紹介で確認 |
NHK入局後の初任地は京都放送局でした。
その後、1996年に東京の報道局経済部へ異動しています。この異動を機に、経済分野を専門とする記者としてのキャリアが本格化しました。
2004年から2008年までワシントン支局で勤務2004年には米国ワシントン支局の特派員となります。
担当したのは日米通商問題や金融政策などです。
米国の通商政策は、日本の自動車産業、電機産業、輸出企業などにも大きな影響を及ぼします。米国政府の政策決定を現地で取材することは、日本の経済ニュースを伝えるうえでも重要な仕事です。
2017年、ロサンゼルス支局長に就任2017年には再び米国へ渡り、NHKロサンゼルス支局長に就任しました。
ワシントン時代の中心テーマが通商や金融政策だったのに対し、ロサンゼルスではテクノロジー企業の取材も担当しています。
この経験は、現在のAIやIT、米国のテクノロジー産業に関する解説にもつながる経歴です。
【出演番組】Bizスポ・Bizプラスからニュースウオッチ9まで
飯田香織さんの出演番組として特に知られているのが、NHKの経済ニュース番組『Bizスポ』と『Bizプラス』です。
『Bizスポ』では経済ニュースのキャスターを担当『Bizスポ』はNHK総合で放送された経済・スポーツニュース番組です。
2010年のNHK新キャスター発表では、堀潤さん、與芝由三栄さんとともに飯田さんの名前が掲載されました。
経済記者として企業や市場を取材してきた経験を生かし、ニュースを視聴者に伝える役割を担いました。
『Bizプラス』でも経済ニュースを担当『Bizプラス』は『Bizスポ』の後継となる経済ニュース番組です。
飯田さんは2012年以降もキャスターとして出演しました。
経済ニュースを専門的な視点で扱いながら、視聴者にとって理解しやすい形で伝える経験を積んだ時期です。
ニュースウオッチ9では編集責任者を経験飯田さんの経歴で注目したいのは、『ニュースウオッチ9』との関係です。
同番組では編集責任者を務めています。
ここで区別したいのは、番組の編集責任者とメインキャスターは異なる役割だということです。
番組全体のニュース構成や編集に携わる仕事であり、必ずしも毎回スタジオで進行する出演者という意味ではありません。
また、2024年の日独フォーラムの略歴では、『おはよう日本』の編集責任者や『サタデーウオッチ9』の初代編集責任者を務めたことも紹介されています。
近年の主な出演・報道活動2025年4月には、NHKスペシャル『トランプ流“ディール” 日本企業・激震の舞台裏』でキャスターを担当しました。
2026年には、次のような番組・報道活動が確認できます。
- 『時論公論』:2026年2月26日、トランプ関税をめぐる米連邦最高裁の判断を解説。
- 『みみより!解説』:2026年、AIや米国の社会・経済問題などを扱う解説に出演。
- 『日曜討論』:2026年6月14日、「AIの今とこれから」をテーマに専門家と議論。
- 『NHKジャーナル』:2026年7月6日、「AI最前線」の特集で報告を担当。
過去の経済番組でのキャスター経験から、現在は報道や解説、専門家との議論まで活動の幅を広げています。
【米国報道の専門性】ワシントン支局とロサンゼルス支局で培った経験
飯田さんのキャリアを特徴づけるのが、通算して経験してきた米国報道です。
ワシントンとロサンゼルスでは、取材対象も報道の視点も異なります。
ワシントンでは通商政策と金融政策を取材ワシントン勤務は2004年から2008年までの4年間です。
この時期の主な取材テーマは、日米通商問題や金融政策でした。
米国の金融政策はドル相場、世界の資金の流れ、日本の輸出入企業などに影響します。
また、通商政策は関税や貿易協定、産業競争力と直結します。
こうしたテーマを現地で取材した経験は、日本の視聴者に米国の政策を説明する際の重要な基盤です。
ロサンゼルスではテクノロジー企業を取材2017年からはロサンゼルス支局長として活動しました。
2024年の日独フォーラム参加者プロフィールでは、テック企業の取材を担当したことが明記されています。
米国のテクノロジー産業は、AI、半導体、データセンター、デジタルプラットフォームなど、日本経済にも関係する分野を数多く抱えています。
こうした産業を現地で取材した経験は、現在のテクノロジー関連の報道テーマとも重なります。
米国の現場取材から日本への影響を読み解く飯田さんの米国報道には、米国内の出来事を紹介するだけではなく、日本企業や日本社会への影響を伝えるという経済報道の視点があります。
例えば、米国の関税政策が変化すれば、自動車や半導体などの産業に影響が及びます。
米国でAI関連の規制や投資環境が変われば、日本企業の競争環境にも波及します。
ワシントンでの政策取材と、ロサンゼルスでのテクノロジー企業取材を経験したことは、こうした問題を複数の角度から見るための強みです。
【解説副委員長から専任局長へ】飯田香織の担当分野と2026年の活動
飯田さんの専門分野については、2024年の日独フォーラムのプロフィールに、テック、環境、国際経済が挙げられています。
また、2022年から務めた報道局ネットワーク報道部長の時期には、ニュースのデジタル発信、偽・誤情報対策、ニュースでのAI活用などにも携わっていました。
2026年はAIと米国経済の解説が目立つ2026年の活動を見ると、AIや米国経済に関係するテーマが目立ちます。
2月にはトランプ関税と米連邦最高裁の判断を扱った『時論公論』に出演しました。
5月には高性能AIのリスクを取り上げ、6月14日の『日曜討論』ではAIの今後について専門家と議論しています。
さらに6月17日の『みみより!解説』では、米国で広がるAIやデータセンターへの反発を取り上げました。
7月6日の『NHKジャーナル』では「AI最前線」の報告を担当しています。
こうしたテーマは、テクノロジーと国際経済の両方を経験してきた飯田さんのキャリアと結びついています。
2026年7月には経済安全保障をテーマに登壇日本国際問題研究所が開催した第7回東京グローバル・ダイアログでは、飯田さんが経済安全保障戦略をテーマとするセッションのモデレーターとして紹介されました。
開催日は2026年7月15日から16日です。
セッション3のテーマは「経済力と国際秩序を見据えた経済安全保障戦略の再構築」。
米国、欧州、韓国などの経済・安全保障に関わる専門家が参加する国際的な議論の場でした。
これは、飯田さんの活動が一般向けのテレビ解説に限らず、国際的な政策・経済議論にも広がっていることを示す事例です。
飯田香織の現在を理解する3つのポイント飯田さんの現在の活動を理解するには、次の3点が重要です。
1. 経済記者としての専門性: 企業、金融、通商政策を長く取材してきたこと。
2. 米国取材の経験: ワシントンとロサンゼルスの双方で勤務し、政策と産業の両面を経験したこと。
3. 報道組織での編集・管理経験: 番組の編集責任者やネットワーク報道部長を経て、2026年には報道局専任局長として紹介されていること。
この3つの要素が、飯田さんの現在の仕事を理解するための軸になります。
【飯田香織のNHKに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:飯田香織さんの現在のNHKでの役職は何ですか?
A1:2026年7月以降のNHK関連資料や日本国際問題研究所の登壇者紹介では、NHK報道局専任局長とされています。2024年8月から2025年にかけては解説副委員長でした。
Q2:飯田香織さんはいつNHKに入局しましたか?
A2:1992年です。最初は京都放送局に配属され、1996年に報道局経済部へ異動しました。
Q3:飯田香織さんの学歴は?
A3:慶應義塾大学法学部政治学科卒業です。2015年の登壇者プロフィールで紹介されています。
Q4:飯田香織さんの出演番組は何ですか?
A4:代表的な番組は『Bizスポ』『Bizプラス』です。そのほか『NHKスペシャル』『時論公論』『日曜討論』『みみより!解説』などで出演・解説・報告を担当しています。
Q5:ニュースウオッチ9のメインキャスターだったのですか?
A5:公表されている経歴では、ニュースウオッチ9の編集責任者を務めています。メインキャスターとしての出演歴とは区別する必要があります。
Q6:飯田香織さんはワシントンやロサンゼルスで何を取材していましたか?
A6:ワシントンでは日米通商問題や金融政策を担当し、ロサンゼルスでは支局長としてテクノロジー企業などを取材しました。
Q7:飯田香織さんと元モーニング娘。の飯田圭織さんは同じ人物ですか?
A7:別人です。NHKの報道関係者は「飯田香織」、元モーニング娘。のタレントは「飯田圭織」と表記します。漢字が異なるため、検索時には注意が必要です。
まとめ:飯田香織のNHKでの歩みは経済報道と米国取材が軸
飯田香織さんは、1992年のNHK入局から経済報道を専門として経験を重ねてきた記者です。
ワシントン支局では日米通商問題や金融政策を取材し、ロサンゼルス支局長としてはテクノロジー企業の動向を追いました。その後は『Bizスポ』『Bizプラス』のキャスター、ニュース番組の編集責任者、報道局ネットワーク報道部長、解説副委員長などを歴任しています。
2024年8月から解説副委員長を務めた後、2026年7月以降の公表資料では報道局専任局長として紹介されています。
2026年の活動では、AI、米国の経済政策、データセンター、経済安全保障などが目立ちます。
飯田さんのキャリアを理解するうえで大切なのは、単にテレビ番組に出演する人物として見るのではなく、経済記者、海外特派員、番組編集責任者、報道局の管理職という複数の経験を持つ報道関係者として捉えることです。
今後も米国の政治・経済情勢やテクノロジーの変化が日本に与える影響を、どのような視点で伝えていくのか注目されます。
主な根拠資料
- 日本パブリックリレーションズ協会:2025年の登壇者プロフィール、経歴紹介。
- 日本国際交流センター:2024年日独フォーラム参加者プロフィール。
- 日本国際問題研究所:2026年9月更新の東京グローバル・ダイアログ登壇者情報。
- パナソニック ホールディングス:2026年KWN日本コンテスト審査員紹介。
- NHKオンデマンド:2025年NHKスペシャルの出演情報。
- 2010年の新キャスター発表と2026年の番組出演記録。