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【アジア選手権バレー2026の結果】女子タイ、男子日本がアジアの頂点に

小野寺 拓海 小野寺 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

アジア選手権バレー2026結果速報!男女の優勝国と日本代表の全試合・五輪切符を解説

2026年のバレーボールアジア選手権は、男女ともにロサンゼルス2028オリンピックの出場権が懸かった重要な大会となった。女子は8月30日にタイが中国との決勝を制して大会連覇を達成。男子は9月13日に日本がイランをストレートで破り、11度目のアジア王者に輝いた。

今大会は女子が中国・天津、男子が福岡県北九州市で開催され、日本代表もそれぞれ異なる結果を残した。男子は優勝してロサンゼルス五輪出場権を獲得した一方、女子は3位で大会を終えている。決勝スコア、日本代表の全試合結果、出場国・組み合わせ、テレビ放送・配信情報まで、2026年10月30日時点の確定情報をまとめた。

【アジア選手権バレー2026の結果】女子タイ、男子日本がアジアの頂点に

アジア選手権バレー2026

2026年のアジア選手権は、女子と男子で異なる開催地・日程が設定された。どちらも優勝国にロサンゼルス2028オリンピックの出場枠が与えられる方式で、アジアの強豪国にとって大きな意味を持つ大会だった。

最終的な優勝国は、女子がタイ、男子が日本。女子は開催国中国とのフルセットの決勝を制し、男子はホームの北九州でイランを退けた。

2026年の男女大会・最終結果
  • 女子優勝:タイ
  • 女子準優勝:中国
  • 女子3位:日本
  • 女子4位:イラン
  • 男子優勝:日本
  • 男子準優勝:イラン
  • 男子3位:韓国
  • 男子4位:オーストラリア

女子大会は8月21日から30日まで中国・天津で開催された。男子大会は9月4日から13日まで福岡県の北九州市立総合体育館を中心に実施された。

男女ともに上位3チームには2027年のFIVBワールドカップ出場権も与えられた。つまり、優勝国には五輪への直接切符、それ以外のメダル獲得国にも翌年の国際大会につながる成果があった。

【女子大会】タイ対中国の決勝と女子日本代表の試合結果

女子大会最大の注目カードとなったのが、8月30日のタイ対中国の決勝だ。開催国中国の大声援を受けるチームと、前回大会の王者タイが激突した。

決勝はタイが3-2で中国を撃破

試合はタイが第1セットを25-20で先取。しかし、中国が第2セットを25-11、第3セットを25-23で連取し、優勝に王手をかけた。

それでもタイは第4セットを25-18で取り返し、勝負を最終第5セットへ持ち込んだ。最後は15-10でタイが競り勝ち、セットカウント3-2で大会連覇を達成した。

決勝の最終スコアは、タイ3-2中国(25-20、11-25、23-25、25-18、15-10)。

FIVBの公式大会報告によると、タイのサシパポーン・ジャンタウィスットが両チーム最多の28得点を記録。タッタオ・ヌクジャンは18得点、チャッチュオン・モクシーは17得点を挙げた。

特筆すべきは、5セット合計の得点差がわずか1点だったことだ。タイが99点、中国が98点。最終セットだけでなく、試合全体を通して両チームの実力が拮抗していたことが分かる。

この優勝はタイにとって通算4度目のアジアタイトルであり、ロサンゼルス2028への初出場も決定した。アジアの強豪として長年競争してきた女子タイ代表にとって、歴史的な結果となった。

女子日本代表の全試合結果

女子日本代表は予選ラウンドを3連勝で突破し、準々決勝でも台湾にストレート勝ちを収めた。しかし、準決勝で優勝したタイに敗れ、決勝進出はならなかった。

  • 8月21日・香港戦:日本3-0香港(25-9、25-15、25-12)
  • 8月23日・韓国戦:日本3-0韓国(33-31、25-19、25-20)
  • 8月25日・ベトナム戦:日本3-0ベトナム(25-23、25-17、25-21)
  • 8月27日・準々決勝:日本3-0台湾(25-14、25-21、25-13)
  • 8月29日・準決勝:日本1-3タイ(21-25、20-25、25-20、20-25)
  • 8月30日・3位決定戦:日本3-0イラン(25-21、25-16、26-24)

日本は準決勝でタイに敗れたものの、翌日の3位決定戦ではイランをストレートで下した。銅メダルを獲得し、2027年の女子ワールドカップ出場権も手にしている。

なお、女子日本代表は今大会で3位となったため、優勝国に与えられるロサンゼルス五輪の直接出場枠は獲得していない。日本の女子チームにとっては、次の国際大会での巻き返しが課題となる。

【男子大会】日本対イラン決勝で日本が11度目のアジア制覇

男子大会では開催国の日本が圧倒的な存在感を示した。9月4日に開幕した大会で、日本は予選ラウンドから安定した戦いを展開。決勝トーナメントでも韓国、インドなどを相手にストレート勝ちを重ね、9月13日の決勝へ進出した。

決勝は日本3-0イラン、ホームで完全勝利

男子決勝は9月13日、北九州市立総合体育館で行われた。対戦カードは日本対イラン。アジアの頂点を争う両国による注目の一戦となった。

日本は第1セットを25-21で先取。続く第2セットは26-24と接戦を制し、試合の主導権を握った。第3セットも25-23で取り切り、セットカウント3-0で勝利した。

決勝結果は、日本3-0イラン(25-21、26-24、25-23)。

FIVBの公式報告では、日本はアタック得点で41-36、サーブによる得点で7-3とイランを上回った。西田有志が攻撃の中心となり、アリ・ハジプールを擁するイランの反撃を抑えた。

この優勝によって、日本は男子アジア選手権で通算11度目のタイトルを獲得。アジアバレーボール連盟の大会史における最多優勝国としての記録をさらに伸ばした。

また、男子日本代表はこの優勝によってロサンゼルス2028オリンピックの出場権を獲得。開催国アメリカに続く、男子バレーボール競技の出場決定国となった。

男子日本代表の全試合結果

日本は予選ラウンドでオマーン、バーレーン、オーストラリアを下し、グループAを勝ち上がった。決勝トーナメントではインド、韓国、イランを連破している。

  • 9月4日・オマーン戦:日本3-1オマーン(25-18、25-13、20-25、25-9)
  • 9月6日・バーレーン戦:日本3-0バーレーン(25-15、25-15、25-23)
  • 9月8日・オーストラリア戦:日本3-0オーストラリア(25-20、25-13、25-21)
  • 9月11日・準々決勝:日本3-0インド(25-17、25-15、25-19)
  • 9月12日・準決勝:日本3-0韓国(25-13、25-11、25-14)
  • 9月13日・決勝:日本3-0イラン(25-21、26-24、25-23)

注目すべきは、決勝トーナメント3試合をすべてストレートで勝ち抜いた点だ。特に準決勝の韓国戦では、25-13、25-11、25-14と相手に主導権を渡さなかった。

FIVBの大会報告によれば、ローラン・ティリ監督率いる日本は、2026年のネーションズリーグでも予選ラウンド12戦全勝を記録していた。今大会の優勝は、夏の国際大会で得た経験を結果につなげたものでもある。

【大会結果と関係性】男女の優勝国・会場・五輪出場権を比較

男女大会は同じアジア選手権という名称で開催されたが、開催時期、会場、決勝カード、五輪出場権を獲得した国は異なる。ここでは主要な関係性を整理する。

比較項目 女子大会 男子大会
開催期間 8月21日~30日 9月4日~13日
開催地 中国・天津 福岡県北九州市
主会場 天津オリンピックセンター体育館 北九州市立総合体育館
優勝国 タイ 日本
決勝カード タイ対中国 日本対イラン
決勝スコア タイ3-2中国 日本3-0イラン
日本の最終順位 3位 1位
五輪出場権 タイが獲得 日本が獲得
2027年ワールドカップ出場国 タイ・中国・日本 日本・イラン・韓国

この比較から分かるのは、男女ともに日本がメダルを獲得した一方、ロサンゼルス五輪の直接出場権は男女で異なる国が手にしたという点だ。

女子ではタイが中国を破り、男子では日本がイランを破った。日本の男子代表にとっては五輪出場権まで確定した成功の大会だったが、女子代表は銅メダルを次の挑戦につなげる立場となった。

また、女子のタイと男子の日本は、いずれもホームチームや強豪国との厳しい勝負を制して優勝している。アジアの勢力図を考えるうえでも、2026年は男女で異なる優勝国が誕生した大会として記憶される。

【日程・会場・出場国】天津と北九州で開催された12カ国大会

2026年大会は、アジアバレーボール連盟(AVC)が主催する男女それぞれの大陸選手権として実施された。女子と男子は別日程で行われ、各大会には12カ国が参加した。

女子大会の日程・組み合わせ

女子大会は中国・天津で8月21日から30日まで開催。開催国の中国を含む12チームが参加し、3つのプールに分かれて予選ラウンドを戦った。

  • プールA:中国、台湾、イラン、イラク
  • プールB:タイ、カザフスタン、インドネシア、オーストラリア
  • プールC:日本、ベトナム、韓国、香港

日本は韓国、ベトナム、香港と同じプールCに入った。予選では3試合すべてストレート勝ちを収め、決勝トーナメントに進出している。

男子大会の日程・組み合わせ

男子大会は9月4日から13日まで、福岡県北九州市の北九州市立総合体育館で開催された。日本は開催国としてプールAに入り、オーストラリア、バーレーン、オマーンと対戦した。

  • プールA:日本、オーストラリア、バーレーン、オマーン
  • プールB:イラン、中国、インド、ニュージーランド
  • プールC:カタール、韓国、台湾、タイ

プールBには優勝候補の一角であるイランと中国が入り、プールCにも韓国やタイといった強豪が集まった。予選ラウンドから各国の実力が問われる組み合わせだった。

大会形式はプール戦の後、上位チームが準々決勝以降のノックアウト方式に進む構成。1試合の結果が最終順位に直結するため、予選での安定した勝利だけでなく、決勝トーナメントでの勝負強さが必要だった。

【放送予定・配信】フジテレビ系列とTVer・FODで日本戦を中継

2026年のアジア選手権は、フジテレビ系列が日本代表戦を中心に放送した。大会期間中はTVerとFODでも日本戦全戦が配信対象となり、テレビだけでなくインターネットでも観戦できる体制が整えられた。

女子日本代表のテレビ放送日程
  • 8月21日:日本対香港/19時~20時54分
  • 8月23日:日本対韓国/19時~20時54分
  • 8月25日:日本対ベトナム/19時~20時54分
  • 8月27日:準々決勝・日本対台湾/19時~20時54分
  • 8月29日:準決勝・日本対タイ/17時45分~19時45分
  • 8月30日:3位決定戦・日本対イラン/19時~20時54分
男子日本代表のテレビ放送日程
  • 9月4日:日本対オマーン/19時~20時54分
  • 9月6日:日本対バーレーン/19時~20時54分
  • 9月8日:日本対オーストラリア/19時~20時54分
  • 9月11日:準々決勝・日本対インド/19時~20時54分
  • 9月12日:準決勝・日本対韓国/18時30分~20時54分
  • 9月13日:決勝・日本対イラン/19時~20時54分

男子準決勝の放送枠は18時30分からだったが、18時30分~19時は関東ローカルの放送枠とされていた。女子準決勝も通常の19時開始とは異なる17時45分からの放送だったため、試合ごとに時間帯が違っていた。

なお、これらは大会期間中に公表された放送スケジュールである。2026年10月30日現在、TVer・FODなどでの見逃し配信やアーカイブの視聴可否は、各サービスの掲載状況によって異なる。

【ロサンゼルス2028】アジア選手権の優勝国に与えられた五輪出場権

今大会が通常の大陸選手権以上に注目された最大の理由は、ロサンゼルス2028オリンピックの出場権が懸かっていたことだ。

2026年のAVC男女大陸選手権では、男女それぞれの優勝チームにロサンゼルス五輪の出場枠が与えられた。つまり、男子で日本が優勝すれば男子日本代表が、女子でタイが優勝すれば女子タイ代表が、それぞれ五輪への直接出場権を獲得する仕組みだった。

五輪出場権を獲得した男女の代表チーム

男子:日本代表

日本は9月13日の決勝でイランを3-0で破り、優勝と同時にロサンゼルス2028の男子バレーボール出場権を獲得した。日本にとっては通算11度目のアジア王者という記録的な成果も加わった。

女子:タイ代表

タイは8月30日の決勝で中国を3-2で下し、女子バレーボールのロサンゼルス2028出場権を獲得した。タイ女子代表にとってはオリンピック初出場となる歴史的な決定だった。

3位以内に入ると2027年ワールドカップ出場権も獲得

今大会では、五輪出場枠とは別に2027年のFIVBワールドカップへの出場権も設定されていた。男女ともに上位3チームがこの出場権を獲得した。

女子はタイ、中国、日本、男子は日本、イラン、韓国が対象となった。したがって、女子日本代表は五輪の直接出場権こそ逃したものの、銅メダル獲得によって翌年のワールドカップ出場を決めている。

ここで押さえたいのは、2027年ワールドカップの出場権と2028年オリンピックの出場権は同じものではないという点だ。アジア選手権の優勝による直接出場枠と、ワールドカップへの出場枠を混同しないことが大切だ。

【アジア選手権バレー2026】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:アジア選手権バレー2026の男子優勝国はどこ?
A1:日本です。9月13日の決勝でイランを3-0(25-21、26-24、25-23)で破り、通算11度目のアジア王者となりました。

Q2:女子アジア選手権2026の優勝国はどこ?
A2:タイです。8月30日の決勝で中国に3-2で勝利し、大会連覇を達成しました。

Q3:女子日本代表の最終順位は?
A3:3位です。準決勝でタイに1-3で敗れましたが、3位決定戦でイランを3-0で下して銅メダルを獲得しました。

Q4:男子大会と女子大会の開催地はどこ?
A4:女子は中国・天津、男子は福岡県北九州市です。男子の会場は北九州市立総合体育館、女子の決勝会場は天津オリンピックセンター体育館でした。

Q5:日本代表は男女ともロサンゼルス五輪出場権を獲得した?
A5:いいえ。男子日本代表は優勝によって出場権を獲得しましたが、女子日本代表は3位だったため、今大会の優勝国に与えられる直接出場枠は獲得していません。女子の出場権を獲得したのは優勝したタイです。

Q6:アジア選手権2026はどこでテレビ放送・配信された?
A6:フジテレビ系列で日本戦全戦が放送され、TVerとFODでも日本戦全戦が配信対象となりました。現在の見逃し配信状況は各サービスで確認する必要があります。

Q7:2027年ワールドカップの出場権を獲得した国は?
A7:女子はタイ、中国、日本、男子は日本、イラン、韓国です。いずれも2026年アジア選手権の上位3チームに該当します。

まとめ:アジア選手権バレー2026は男女で異なる歴史的優勝

2026年のアジア選手権バレーは、女子がタイ、男子が日本という結果で幕を閉じた。女子決勝ではタイが中国とのフルセットの激闘を制し、連覇と初のオリンピック出場を実現。男子決勝では日本がイランをストレートで破り、11度目のアジア制覇とロサンゼルス2028への切符を手にした。

日本代表にとっては、男子の優勝と女子の銅メダルという男女それぞれの成果が残った大会だった。特に女子はタイに準決勝で敗れたものの、3位決定戦を勝ち切り、2027年ワールドカップへの出場権を確保している。

2026年大会を振り返る際に重要なのは、アジア王者の称号、オリンピック出場権、翌年のワールドカップ出場権をそれぞれ区別して理解することだ。男子日本代表と女子タイ代表が獲得した五輪出場権は、両チームにとって2028年へ向かう大きな一歩となった。

アジアの勢力図を大きく動かした2026年大会。次の焦点は2027年ワールドカップ、そしてロサンゼルス2028オリンピック本大会へと移っていく。